黒人ピアニストと彼に雇われた白人の用心棒兼運転手が、黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を手に人種差別が残るアメリカ南部を巡る人間ドラマ
ストーリー:時は1962年、ニューヨークの一流ナイトクラブ、コパカバーナで用心棒を務めるトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)は、ガサツで無学だが、腕っぷしとハッタリで家族や周囲に頼りにされていた。ある日、トニーは、黒人ピアニストの運転手としてスカウトされる。彼の名前はドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)。カーネギーホールを住処とし、ホワイトハウスでも演奏したほどの天才は、なぜか差別の色濃い南部での演奏ツアーを目論んでいた。二人は〈黒人用旅行ガイド=グリーンブック〉を頼りに、出発するのだが・・・。
出演:ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ、リンダ・カーデリーニ、ディメター・マリノフ、マイク・ハットン、フランク・ヴァレロンガ、ブライアン・ステパニック、ジョー・コーテス、イクバル・セバ
★★★★★ これぞアメリカン映画ですよ
社会問題、友情、愛、全てが集約されている人間ドラマ。喜怒哀楽を見事に調和させ視聴者の心に問いかける例えるならこの映画は心の春夏秋冬です。道徳の授業で観せてもいいんじゃないかな。
★★★★★ 控えめに言って最高の名作
社会派ドラマだが堅苦しすぎずユーモアに富んでいて最高。挿入される音楽が素晴らしく最高。なんと言っても役者たちが最高。トニーとドクの掛け合いに自然と笑顔になる。映画館にも見に行ったがもう一度見てもやはり最高だった。折に触れて見返したい名作。
★★★★☆ いい感じになっていきます
二人の関係がいい!ストーリーは比較的単純。主人公の人間性が好き。黒人に対する人種差別絡みのお話。日本ではこういうのはないからいまいちピンとこないけど、ムカつく方はムカつくでしょうね。でも、終盤に向かっていい感じになっていくので安心してください。作り方が上手いな。最後は幸せな感じになる。
★★★☆☆ まとまりすぎ?
正反対の立場や性格の二人に友情が芽生えるという話だと、『最強のふたり』の方が圧倒的に面白かったし、感動した。どちらも実話なのになぜ?と思ってしまった。話がまとまりすぎていて、もっと背景とか、トニーの黒人への見方が変わっていく過程とかを掘り下げてほしかった感がある。普通に面白かったのだが、話の展開にも意外性はなく、物足りなさが残った。
作品の詳細
作品名:グリーンブック |
原作名:Green Book |
監督:ピーター・ファレリー |
脚本:ニック・ヴァレロンガ |
公開:アメリカ 2018年11月16日、日本 2019年3月1日 |
上映時間:130分 |
制作国:アメリカ |
製作費:2300万ドル |
興行収入:3億2100万ドル |
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