ミュージカル

ラ・ラ・ランド

観るもの全てが恋に落ちる、極上のミュージカル・エンターテインメント

ストーリー:夢を叶えたい人々が集まる街、ロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働くミア(エマ・ストーン)は女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。ある日、ミアは場末の店で、あるピアニストの演奏に魅せられる。彼の名はセブ(ライアン・ゴズリング)、いつか自分の店を持ち、大好きなジャズを思う存分演奏したいと願っていた。やがて二人は恋におち、互いの夢を応援し合う。しかし、セブが店の資金作りのために入ったバンドが成功したことから、二人の心はすれ違いはじめる・・・。

出演:ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、ジョン・レジェンド、ローズマリー・デウィット、キャリー・ヘルナンデス、ジェシカ・ローテ、ソノヤ・ミズノ、J・K・シモンズ、ミーガン・フェイ、デイモン・ガプトン、ジョシュ・ペンス

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 最後まで見れば感動がある。

映画はたくさんみますが、こんなに良い映画だったなら、劇場で見ればよかった!当時の私を殴りたい。夢を追って挫折しまくってる人生です。でもやっぱり、袖すり合う仲も縁のうち。こうやってお互いに駆け上がっていける存在がいて、支え合えるって素晴らしい!ミアが成功した後の出来事は衝撃的でした。本来のハッピーエンドならこれ、という映像も流れましたけど、あの時のピアノがマジで切なすぎる。最後の見つめ合うシーン。もう、心を持ってかれました。私も夢に向かって頑張ろう。

★★★★★ 悲しい…とも言い切れない素敵な映画。

見終わったときは悲しいと思ったけど、しばらくたつとそうでもない。微妙な年齢のカップルだと悲しいけど、若いころは誰でもこんな感じじゃない?恋をして別れて前に進んで。もしこうだったらいいのに。でもあのことがあったから今の自分がある。これが肯定できれば、それほど悲しくない。音楽、ダンス、映像は素晴らしい。特にやっぱりエンディング。この映画ならではの感動があった。

★★★★★ ララランドの意味

この映画は賛否両論あるが、つまるところ理解できるかどうかなのだと思う。単純に楽しめるなら問題ないが、これを面白くない映画と見るならば理解が足りないのかも。日本人にはとくに、馴染みのない『ララランド』という言葉。これはアメリカだと馴染みある言葉らしく、誰かと話しているときに話しはしているがふとしたときに頭に何かよぎったり考え事したりしてどこか自分の世界に入って空想していたりするようなときの状態を『ララランドに行っている』という表現をするそうです。日本でもそんな状況のとき、ちゃんと話聞いてる?どこか遠くに行ってる?みたいな感じになることありますよねw そんなときララランドに行ってる?みたいなことをアメリカの友達は言うんです。これは日常的に昔から誰もが使う表現らしいです。これを知ってるかどうかでだいぶこの映画の見方も変わると思うんです。それが全てではないですが、これがこの映画の魅力でもあるんじゃないかと。ミュージカル映画とは言うが、本気のミュージカルであり本気でもなく、映画の中での役を演じるにあたりあくまで日常の中で踊っているという感覚なので、『役の上での一般人が歌って踊るミュージカル』という解釈。これもララランドの世界観だからこそかと。ララランドの意味とミュージカルの解釈を踏まえた上で是非見てほしい。なぜ『ララランド』なのか、それがエンディングまでにきっとわかる映画です。素晴らしい構成で描かれたこの映画に感動するはず。オーバーに書きましたが本当に良い映画です。

★★★★☆ ミュージカルではなく普遍的なテーマを扱った映画

冒頭の高速道路のダンスシーン目当てで鑑賞しましたが、撮り直しの効かないのでリハーサルに余念がなく臨んだ完璧過ぎるダンスに釘付けになりました。残念なことに映画としてのピークは冒頭であとは右肩下がり、ミュージカル映画なのかジャズ映画なのか分からず結末も「それで? だからなんだ?」となった。二度目の鑑賞では夢を追うセヴが苦悩し生活のために妥協してバンドマンになるが、期せずして成功してしまいジャズバーを開く夢が遠退く‥‥誰もが必ず経験する挫折を描いた普遍性に強い共感を覚えた。ジャズバーを開いたセヴ、女優として成功したミアの「望んだ形とは違う未来」に切ないながらも、夢を叶えたので一緒になろうなんて甘い結末ではなく、現実は辛く厳しいのが伝わって来ました。チャゼル監督は本作を撮りたかったが、無名の監督に誰も金を出してくれない、有名になってやると意気込んで突貫工事で執筆した『セッション』のほうが傑作だという事実は覆らない。

★★★☆☆ ミュージカルパートは思ってたより少なかったです

話の途中でいきなり歌って踊り出す。いやいや話進めて?って思うタイプですが完走できました。前半は、ちょくちょく挟んでくるけど後半は、ほぼありませんでした。お話自体はありがちな恋愛ストーリーかなと。それをミュージカルや演出で個性だしてる感じですかね。ミュージカルも恋話も共に魅かれないカテゴリーですが、観たら観たでちょっとジーンときました。人生は選択の連続。こういう恋は世の中溢れてるでしょう。映画としては”普通”の領域を抜けなかったかな~。好みの問題だと思うけど。

作品の詳細

作品名:ラ・ラ・ランド
原作名:La La Land
監督:デミアン・チャゼル
脚本:デミアン・チャゼル
公開:アメリカ 2016年12月9日、日本 2017年2月24日
上映時間:128分
制作国:アメリカ
製作費:3000万ドル
興行収入:4億4600万ドル
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