<上の富裕世界>と<下の貧困世界>二重引力に引き裂かれた二人の運命は・・・
「二重引力」が存在する世界―。監督フアン・ソラナスがかつて夢の中で見た光景をもとに、重力が上下に働く双子惑星という斬新なアイディアを生み出し、驚くべきアシンメトリーの世界を映像化。「ロミオとジュリエット」のようなドラマチックな愛の物語とディストピア的SF世界を見事に融合させた新たなラブストーリーの名作が誕生!
ストーリー:“二重引力”が存在する世界。真反対に引力が作用する双子の惑星は、貧困層の住む“下の世界”と、富裕層の住む“上の世界”に分かれ、両世界間の交流は法で厳しく禁じられていた。下の世界に住む少年アダム(ジム・スタージェス)は、上の世界の少女エデン(キルスティン・ダンスト)に出会い、二人は恋に落ちる。だが、二人が一緒にいるところを境界を監視する警備員に見つかってしまう。急いで上の世界へ戻ろうとしたエデンは落下し、頭を強く打って意識を失う。10年後。偶然エデンの生存を知ったアダムは2つの世界を唯一繋ぐ「トランスワールド社」に入社する。危険を承知で上の世界へ潜入し、エデンとの再会を試みるが・・・。重力が真反対に働くそれぞれの世界に捕らわれたアダムとエデン。果たして二人は、この運命に打ち勝つことができるのか?
出演:キルスティン・ダンスト、ジム・スタージェス、ティモシー・スポール、ブル・マンクマ、ジェームズ・キドニー、エリオット・ラーソン、モラーヌ・アーカンド
★★★★★ とても良い作品
世界感、発想が新しく、ストーリー作り、ビジュアル作りも上手い!人にオススメしたい好きな映画のひとつです。
★★★★★ 映像化よく出来たよなーと驚きます
重力の方向性が反対な2つの世界。資源のやりとりだけでお互いの世界に人としての交流はない。まして交流することが罪とされる世界。高くそびえる山の頂で、二人の少年少女が出会うがそれはやがて禁じられてしまいます。大人になって再び出会う二人。記憶喪失や色々な障害それらのトラブルを乗り越えていく恋愛ものです。この作品の素晴らしさは、その発想と映像でしょう。見ている者にも不自然さを感じさせない上下の世界。味わい有る登場人物たちも上手く人数を抑えていてそれぞれに思い入れを感じることができます。最後の建物がまたイイですね。だから、あそこであれが、、、、と思わされました。
★★★★☆ ファンタジーとして胸が熱くなる美しさ
これは良作です。映像美素晴らしく、派手な映画的イベントは無いのですが物語は暖かく進んでいきます。登場人物の立ち回りも嫌味なく素晴らしい。そして素朴でまっすぐな愛は環境に変わることなく、二人の間に混ぜあって行きます。科学的な矛盾を指摘されてる方が多くいらっしゃいますが、映画はエンターテイメントで、これはSFファンタジーです。そういう世界観である、と絵本のような”おはなし”を観る感覚で楽しむのが良いかと思われます。一度は観る価値のある映画だと思います。
★★★★☆ 素敵なお伽話
科学や物理学なんぞの色気のない目でみたら全く馬鹿げた話だけれど、リアリティばかりが追求されるSF作品が多い昨今、たまにはこんな風なお伽話も良いなと思う。出来すぎでハッピー過ぎるエンドにやられました。久しぶりに幸せな気分に浸れました。細かい突っ込み所なんてどうでも良いや。キルスティン・ダンスト可愛い。
作品の詳細
作品名:アップサイドダウン 重力の恋人 |
原作名:Upside Down |
監督:フアン・ソラナス |
脚本:フアン・ソラナス |
公開:カナダ 2012年8月31日、日本 2013年9月7日 |
上映時間:109分 |
制作国:フランス、カナダ |
製作費:5000万ドル |
興行収入:800万ドル |
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