ラブ・ロマンス

きみがぼくを見つけた日

私の彼は今、6歳の私に会いに行っています

愛の名作『ゴースト/ニューヨークの幻』の脚本家が、どうしても書きたかった、切ない運命に挑む恋人たちの物語。

ストーリー:ヘンリー(エリック・バナ)は、時空をさまよう男。いつ、どの時代の、どこへ飛ぶのかは、自分で選べない。それは、誰にも信じてもらえない、秘密を抱えた孤独な人生。ある日、旅した過去で、野原に隠れていた彼をひとりの少女が見つける。彼女の名前はクレア(レイチェル・マクアダムス)。一点の曇りもないキレイな心を持つ少女。クレアが、「未来から来た」というヘンリーの言葉を信じた瞬間から、ふたりの特別な愛の物語が始まった。過去を訪れるたびに、クレアの相談相手となり、彼女の成長を見守り続けたヘンリー。親友から、互いに心ときめく存在に変わっていったふたりは、ついに同じ時代で固く強く結ばれる。しかし、愛すれば愛するほど、ふたりはきづく。一緒にいられる時間が、あまりにも無いことに。クリスマス、そして結婚式さえも・・・ヘンリーの突然の移動に、幾度も幾度も引き裂かれる愛の時間。しかもヘンリーの旅は、歳を重ねるごとに長くなっていく。いつか、戻れなくなる日を恐れるふたり。時空を超えるふたりの愛は、この運命に打ち勝つことができるのか?

出演:レイチェル・マクアダムス、エリック・バナ、アーリス・ハワード、ロン・リビングストン、スティーヴン・トボロウスキー、ブルックリン・プルー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 何度も見たい映画のひとつ

大好きな映画の1つ。忘れた頃にまた見たくなる。そして、また泣いてしまう。レイチェル・マクアダムスの笑顔が最高に可愛い。

★★★★★ 切なさ

「ロマンチックで切ないラブストーリー」を探している方は必見。一方、しっかりと世界観が構築されている、巧妙な台本のタイムトラベラー物を観たい方には不向き。この映画につきまとうのは切なさ。野原でのファーストキス、クリスマスターキーの準備、美しい家の日々など、制作陣が美しい場面を慎重に選んでいます。二人が互いを思う様は、観ているこちらを揺り動かします。タイムトラベラーといっても、彼は素っ裸でどこに行くのかコントロール不可能なので、時間旅行というより、時間の迷い子。時間に翻弄され受容します。彼の時間ほど不確かで不安なものはありません。そんな彼に恋した瞬間に、彼女の永遠は決まってしまいました。個人的には、「永遠の愛」の一つの形を表すこの映画は、自分の中にある愛をみつめるのに最適でした。これを観る前、夫と冷戦状態だった私の心は、観終えた頃にはすっかりほぐれていました。

★★★★☆ 何故か知らねど泣いて見ていた

この映画に限らず、よくよく考えてしまうと、矛盾も出てきてしまうのがタイムトラベル物語だけど、今作はそれ程難解な点はなく、どうしてそんな能力が身に付いたのかという話もすっ飛ばし、もっぱら主人公二人の関係に焦点を当てた分かりやすい展開が好印象。故に特殊能力が、あたかも普通のことのように捉えられていることに、やや違和感を覚えたが、そこを抜きにしても、二人の深い愛情を感じることが出来て何故か涙がこぼれた。

★★★☆☆ 結局、タイムトラベルの意味は何なのか?

起承転結の”結”の部分が弱い。こんな事を言っては元も子もないないのかもしれないが、物語におけるタイムトラベルの必然性が全く感じられない。登場人物や設定、背景といった様々な要素が線となってストーリーを織りなす。しかし、タイムトラベルという要素(線)は最期で上手くまとまりきらずに浮いてしまっている。タイムトラベルというユニークな要素が、この物語においてどういう意味を持つのか。それが映画を見終わった後でも分からない。何ともモヤモヤする映画である。

作品の詳細

作品名:きみがぼくを見つけた日
原作名:The Time Traveler’s Wife
監督:ロベルト・シュヴェンケ
脚本:ブルース・ジョエル・ルービン
原作:オードリー・ニッフェッガー『きみがぼくを見つけた日』
製作総指揮:ブラッド・ピット
公開:アメリカ 2009年8月14日、日本 2009年10月24日
上映時間:110分
制作国:アメリカ
製作費:3900万ドル
興行収入:1億100万ドル
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