『世紀の楽園』のタイロン・パワー、『四つの恋愛』のロレッタ・ヤング、『地の果てを行く』のアナベラが主演する映画
ストーリー:フランスの青年外交官フェルディナン(タイロン・パワー)は、貴族の娘ユージェニー(ロレッタ・ヤング)と恋仲にあったが、彼女に惹かれたルイ・ナポレオン(レオン・エイムズ)によりエジプトに赴任させられる。ある日、紅海と地中海にかかる虹を沙漠で観た彼は、この二つの海を繋げられれば、世界文化の発展に大いに貢献すると確信した・・・。
出演:タイロン・パワー、ロレッタ・ヤング、アナベラ、ヘンリー・スティーヴンソン、モーリス・モスコヴィッチ、ジョセフ・シルドクラウト、シドニー・ブラックマー、J・エドワード・ブロムバーグ、シグ・ルーマン、ナイジェル・ブルース、レオン・エイムズ
★★★★☆ 特撮は頑張った感がある
影のヒロインともいうべきトニの行動には唐突感もあるが、この時代のエガに取弥こういっても仕方あるまい。ユージニーとの関係はフィクションなのであろうが、これまたタイロン・パワー主演映画らしい展開とは言える。特に良かったのは工事現場での崖の爆破と崩落に巻き込まれる妊婦のシーン。なかなかのものだった。竜巻のシーンも一生懸命送風機を回したのだろうな。でも第一級の竜巻だったら人間なんか吹き飛ばされるだろうに。トニ役のアナベラは、映画の中ではパワーとは結ばれなかったが、実生活では結婚しているんだね。離婚しちゃったけれど。現実はハッピーエンドの多い映画のようにはいかんもんです。画像がもっと良かったらねえ。
作品の詳細
作品名:スエズ |
原作名:Suez |
監督:アラン・ドワン |
脚本:フィリップ・ダン、ジュリアン・ジョセフソン |
公開:1938年10月28日 |
上映時間:104分 |
制作国:アメリカ |
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