“モンスター”と呼ばれた、アメリカ初の連続殺人鬼アイリーン・ウォーノスの実話の映画化
ストーリー:1986年、フロリダ。ヒッチハイクをしながら男に身体を売る生活に疲れ果てたアイリーン・ウォーノス(シャーリーズ・セロン)。有り金の5ドルを使い果たして死のうと決め、飛び込んだバーで、彼女は一人の女性セルビー(クリスティーナ・リッチ)と運命的な出会いを果たす。同性愛の治療を強制されフロリダにやってきたセルビーもまたアイリーンと同様に社会からの疎外感を抱いて生きていた。初めて自分を偏見なく受け入れてくれる人物と出会ったと感じたアイリーンは、“ふたりで暮らそう”と提案する。そのためにお金が必要になった彼女は、再び客を取るため道路脇に立つのだったが・・・。
出演:シャーリーズ・セロン、クリスティーナ・リッチ、ブルース・ダーン、アニー・コーリー、リー・ターゲセン、マーク・マコーレー、プルイット・テイラー・ヴィンス、マルコ・セント・ジョン、スコット・ウィルソン
★★★★★ NYORIKO
実話ですが、シャーリーズセロンの身体をはった演技が迫力満点。 DIORの広告にでている彼女とは誰も想像出来ません。名演儀でした。
★★★★★ 素晴らしい作品です
シャーリズ・セロンの演技が良い。狂気的に演じています。一体、モンスターとは彼女の方なのか、それとも彼女を利用して来た者たちのことなのか。考えさせられる素晴らしい作品です!
★★★★★ モンスターとはアイリーンのことではない
連続殺人を犯したアイリーンがモンスターではなく、アイリーンは普通の人々と同じように愛や幸せを願った不器用な女性で、人々が幸せになりたいと願う気持ちがモンスターなのだと思います。それはモンスターと名付けられた観覧車のエピソードからわかります。幼きアイリーンはすごく素敵なモンスターと名付けられた観覧車に拒否反応を示してしまったけど、セルビーと一緒に乗った観覧車は平気で、そのときアイリーンは他の人々と同じ幸せを手に入れられたのだと思うのです。
★★★★☆ ちょっと暗め 夢を守るため殺人をおこさねばならなかったアイリーンの悲哀
実録「アイリーン」のほうでは、アイリーン自身のインタビューや生い立ちに焦点が当てられていましたが、『MONSTER』のほうでは、アイリーンとセルビーの関係に焦点が当てられています。最初はおとなしかったセルビーがだんだんふてぶてしくなり、アイリーンに期待し依存し、たくみに誘導してアイリーンを追い詰めていった様が描かれます。アイリーン自身レイプの被害者で「娼婦を買うような男」や「暴力的な男」に嫌悪感を抱いていたのは事実でしょうが、セルビーと会った事で、そのストレスが突然アクトアウトしてしまった印象をうけます。セルビー役の女優がなんともいえない妙演です。本当に意志の弱い依存的な女なのか、それとも食わせ物なのか。もちろん、アイリーン役をやったセロンの、10キロ体重増やした体当たり演技は迫力あります。
★★★★☆ 観終わった後の何とも言えない空虚感が胸に焼き付いて離れません…
本来、連続殺人鬼に対しては激しい憎悪が湧いて来るものなのに、この作品では何故か憎む事が出来ない。また、性犯罪が及ぼす被害者の想像を絶する苦悩を思い知らされたようで主人公には哀れみを感じるのみでした。それにしてもシャーリーズ・セロンのプロ根性と迫真の演技力には圧倒されました。恐らく、日本の女優では絶対に真似出来ないだろうと只々感心するばかりです。
★★☆☆☆ TVのサスペンスドラマ程度の脚本
シャーリーズ・セロンのプロ根性には感服!でも・・・ストーリーは、事実を基にしたとはあるが、あまりにも単調で、映画として観るにはどうでしょうか?TVの2時間サスペンスのアメリカ版という感じです。
★☆☆☆☆ んんん~
シャーリーズ・セロンが好きでストーリーの内容も面白そうなので購入しましたが見なければよかった作品です。役柄とはいえあまり見たくはない姿でした。ただ女優魂はすごい作品です。
作品の詳細
作品名:モンスター |
原作名:Monster |
監督:パティ・ジェンキンス |
脚本:パティ・ジェンキンス |
公開:アメリカ 2003年12月17日、日本 2004年9月25日 |
上映時間:109分 |
制作国:アメリカ、ドイツ |
製作費:800万ドル |
興行収入:6000万ドル |
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