ニューヨーク・タイムズのベストセラー作家、ジェフリー・ディーヴァー(「ボーン・コレクター」)による同名のミステリー小説を原作にしたスリラー作品。
ストーリー:ある連続殺人犯がワシントンDCを恐怖に陥れるが、FBIの特別捜査官マーガレット・ルーカス(ナターシャ・ヘンストリッジ)に残された唯一の手がかりは、犯人が現金を要求する脅迫状のみ。更なる被害を食い止めようと必死になるルーカスは、有名な筆跡鑑定人であるパーカー・キンケイド(トム・エヴェレット・スコット)と手を組む。元FBI捜査官であるキンケイドは、彼の手柄で逮捕に至ったある殺人犯が、脱走して彼の息子に危害を加えるという事件が起こったのをきっかけに辞職していた。職務に復帰し、ルーカスと共に連続殺人犯の足どりを追跡するキンケイドだが、彼にはもう1つ大きな問題があった。元妻(レナ・ソファー)との間にできた子供たちは、彼にとって生きがいそのものであるが、その親権をめぐって元妻と対立していたのである。
キャスト:ナターシャ・ヘンストリッジ、トム・エヴェレット・スコット、レナ・ソファー、ブリエル・ホーガン、ジョナサン・ヒギンズ
★★★☆☆ 「ボーンコレクター」よりは・・・
原作の情景を確認したく視聴。低予算風味満載で、尺も含めてカナダのTV映画か?原作の長さをこの尺内に入れるために、登場人物を絞り、コンパクトにまとめているが、キンケイド親子のエピソードがほぼ原作通りで、好感が持て、ディーヴァーの映画化として「ボーンコレクター」の惨状を思えば、こちらの方がイライラしないで楽しめた。(「ボーン・・・」は最初から単品のみとして映画化したらしく、原作のラストエピソードに繋がる要素をカットしたおかげで、インパクト激減!)ファンとしては、スケールの大きな「コフィン・ダンサー」あたりを映像化して欲しいとも思うが、なんせどんでん返し連続系のディーヴァー作品、本作みたいにほとんど馴染みない役者さん達なら楽しめるが、一つ間違えば配役でバレてバッシングの嵐になりそうですね。それでももっと映像化して欲しいと願う今日この頃。。。
作品の詳細
作品名:悪魔の涙 |
原作名:The Devil’s Teardrop |
監督:ノルマ・ベイリー |
脚本:ロン・ハッチンソン |
公開:アメリカ 2010年8月8日 |
上映時間:89分 |
制作国:アメリカ |
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