アカデミー賞2部門他、数々の映画賞に輝いたクライム・サスペンスの最高傑作!
原作は後に映画化された「ブラック・ダリア」でも知られる鬼才ジェイムズ・エルロイの同名小説。1950年代のロサンゼルスを舞台に、その退廃と虚栄を『ゆりかごを揺らす手』のカーティス・ハンソンがみごとに脚色、映像化。
ストーリー:50年代のロサンゼルス。ダウンタウンのカフェで元刑事を含む6人の男女が惨殺される事件が発生した。ロス市警のダドリー・スミス警部の指揮のもと、刑事たちは捜査に動き出す。殺された刑事の元相棒バド(ラッセル・クロウ)は殺された女と一緒にいた謎の高級娼婦、リン(キム・ベイシンガー)に接近する。華やかなスター刑事のジャック(ケヴィン・スペイシー)、野心家の若手刑事エドも参戦、事件は解決したかに見えたが三人は予想もしなかった巨大な陰謀に巻き込まれていく・・・。
出演:ケヴィン・スペイシー、ラッセル・クロウ、ジェームズ・クロムウェル、ガイ・ピアース、キム・ベイシンガー、ダニー・デヴィート、デヴィッド・ストラザーン、サイモン・ベイカー
★★★★★ サスペンスの名作
汚職警官とマフィアとの腐れ縁を描いている映画は『アンタッチャブル』『ダーティハリー』『刑事ジョンブック・目撃者』など秀作が多いけれど、この作品も、歴史に残る名作だと思う。ケビン・スペイシー、ラッセル・クロウ、ガイ・ピアーズが三者三様の警官を見事に演じきり、甲乙つけがたい名演だった。特にガイ・ピアーズは正に適役で、彼の出世作となった。もう一人重要な役どころのキム・ベイシンガーも素晴らしかった。彼女は妖艶な演技でアカデミー助演女優賞を獲得している。大人の鑑賞に耐えうる、超一流のサスペンスドラマだと思う。
★★★★★ 三人の正義
有能だった父を越えようとするあまり、出世の虫となってしまうエド、子供の頃に父から受けた虐待の影響から女性に暴力を振るう者には容赦せず、正義のためなら証拠も捏造するバド、事件を捏造するゴシップ記者と繋がりを持ち、刑事ドラマのご意見番とヌルい仕事が好きなジャックの三人は、ナイトアウル事件を機に刑事としての本分に目覚め、自分の信じる正義のために突き進んで行きます。特に終盤の格好良さったらないです。是非、お勧めします!
★★★★★ シビレるカッコ良さ!!
シブくて最高にカッコイイ映画!! こういった作品を傑作と言わずして何を傑作と言うんだろうか?(笑) 自分の中ではあの最高傑作である『HEAT』並に大好きで何十回でも観たい映画。ラッセル・クロウ、ガイ・ピアース、ケヴィン・スペイシー等CASTも素晴らしい!
★★★★☆ 刑事(デカ)はこうでなくちゃ♪♪
超骨太刑事ドラマ。「優等生と劣等性のコンビ」ってのがオモロイ。それに内容濃〜い♪ (もう少し分かりやすくして欲しかったけど、、、)それぞれが刑事魂を取り戻していく。刑事の塊のような主人公。2度、3度見直すと複雑な事件の構図がより分かる。
★★★★☆ ケヴィン・スペイシーの容姿
ケヴィン・スペイシーのファンですが、この映画のスペイシーは、とにかく外見がとても素晴らしいのです。しゃれたスーツやサングラスが伊達男を演出していますし、この時の髪型はケヴィン・スペイシーをとてもかっこ良く見せています。冴えない親父だった『アメリカン・ビューティー』の時とは全く別人に見えます。悟りきった軽薄な感じ(だが下品ではない)をよく醸し出せるものだなあと感心します。ストーリ上、ケヴィン・スペイシーの出番が少ないのが残念です。肝心のプロットは、始まりの3人の刑事の見せ方が面白いです。クライマックスあたりは私はあまり引き込まれなかったんですが、バドとエドが好みではないからかもしれません。キム・ベイシンガーは、いいですね、大人の色気。
作品の詳細
作品名:L.A.コンフィデンシャル |
原作名:L.A. Confidential |
監督:カーティス・ハンソン |
脚本:カーティス・ハンソン、ブライアン・ヘルゲランド |
原作:ジェイムズ・エルロイ |
公開:アメリカ 1997年9月19日、日本 1998年7月18日 |
上映時間:138分 |
制作国:アメリカ |
製作費:3500万ドル |
製作費:1億2600万ドル |
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