70年代に一世を風靡したチャック・バリスが秘密工作員をしていたという真偽不明の告白本を基にしたサスペンスドラマ
ストーリー:60年代アメリカ、「これからはテレビが世界を変える」チャック・バリスは(サム・ロックウェル)ブラウン管の向こうに富と名声を求め、あらゆる企画をテレビ局に持ち込むが、結果は不採用。落ち込むチャックに謎の男、ジム・バード(ジョージ・クルーニー)が接近し、CIA工作員として合衆国に邪悪な人間を抹殺するという「仕事」を持ちかける・・・。暗殺者としての訓練を受けて自宅に戻ったチャックにABCの社長から企画が採用されたという連絡が入る。しかし、同時にジムから暗殺の指令も舞い込んでくる。かくして、チャックは、昼は自ら司会をこなす売れっ子テレビプロデューサー、夜はCIAの工作員という二重生活を送るハメになるのだったが・・・。
出演:サム・ロックウェル、ドリュー・バリモア、ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツ、ルトガー・ハウアー、マイケル・エンサイン、マギー・ギレンホール、ジェリー・ワイントローブ、ロバート・ジョン・バーク、マイケル・セラ、レイチェル・レフィブレ
★★★★★ 興味深い
娯楽作品ではあるけれど、ノリの良さや起承転結よりも語りや雰囲気で楽しむ作品。映画館でお金出して観なくてもいい
、という人も多いかと。自分は好きなので星5つにしました。コアな映画ファンにオススメします。
★★★★☆ 実話としては興味深いです
アメリカのテレビ界における大衆性を作り出した主人公の裏の顔がエージェントという設定が面白く、且つそれが実話に基づいていることが大変興味深い作品です。共演者が適役というか、はまり役が多いのも本作品のプラス要因でしょう。
エージェントという裏の顔が後々主人公を追い詰めていきますが、展開が速いです。それに敵・味方が誰なのか判らないところはスパイものならではです。主人公は表の顔も最大限活用して裏の任務をこなしていきますが、利用しているつもりが利用されといったシニカルな場面もあり、実話っぽさも伺えます。こんな人生もあるのだなと妙に感服致しました。
★★★☆☆ 意味はある!
正直言って、映画としてはつまらないでしょう。前半部分は見るのを止めてしまおうかと思うぐらい。だけど、後半になってから俄然引き締まってきます。主人公の作るTV番組の是非を問われるところから、この映画のテーマが見えてきます。人間の卑しい部分をクローズアップして笑いにしてきたTV。主人公が考える次の番組は?ラストが身震いするほど引き締まります。だけど、やはり映画としては手放しで誉められません。下品なTVに飽き飽きしている人に大変お薦め!
作品の詳細
作品名:コンフェッション |
原作名:Confessions of a Dangerous Mind |
監督:ジョージ・クルーニー |
脚本:チャーリー・カウフマン |
公開:アメリカ 2002年12月31日、日本 2003年8月16日 |
上映時間:113分 |
制作国:アメリカ |
製作費:3000万ドル |
興行収入:3300万ドル |
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