家庭を大切に思いながらもひと夏の戯れに身を委ねる主婦の恋を描くラブロマンス!
ストーリー：1969年、夏。パール(ダイアン・レイン)は、家族で毎年過ごす避暑地に来ていた。10代で母親になった彼女は、平凡な毎日に満たされない思いを抱いていた。ある日、洋服を売りに来ていた精悍な若い男、ウォーカー(ヴィゴ・モーテンセン)に出会う。折りしもアポロ11号が初の月面着陸に成功した記念すべき日。人々はその様子を映し出すテレビ画面に夢中になる中、パールはウォーカーの魅力に溺れ、燃えるような情事に身を委ねていく。幻想的な月面映像、開放的なウッドストックの魔力、そして初めて経験する奔放な恋。家庭を大切に思いながらも、ひと夏の戯れに彼女は身も心も開放していくのだった・・・。
出演：ダイアン・レイン、ヴィゴ・モーテンセン、アンナ・パキン、リーヴ・シュレイバー、トヴァ・フェルドシャー、ボビー・ボリエロ、シュチュアート・ビック、スター・ジャスパー、エレン・デイビット、リサ・ブロンウィン・ムーア、リサ・ジェイカブ
★★★★☆ やはり、ダイアン・レイン！
ダイアン・レイン主演のオーバー・ザ・ムーン。時は1969年。アポロ宇宙船が初めて月面に着陸した夏、ウッド・ストックに全米が熱狂した夏です。若くして母親になったパール（ダイアン・レイン）は、家族で毎年過ごす避暑地でなんだか見るからにアウトサイダーのような男、ウォーカーに出逢います。えぇ、ここからはもう、ダイアン・レインの真骨頂です。お決まりのように、燃えるような情事が展開されていきます。育児に追われ、満足に遊ぶことも出来ないいまま 母親になってしまった彼女は家族を大切に思いながらも、どうにも自分を止める事が出来ません。占い師のお義母さんには すぐに気付かれ、ウッド・ストックでのあられもない姿は娘に見つかり、そしてとうとうダンナさんにも知られてしまいます。家族はジェット・コースターのように一気に崩壊の危機を迎えます。気になる結末は、ぜひ映画を ご覧になってください。夏のそよ風のような、なんとも言えない爽やかな余韻に浸れる映画です。
★★★☆☆ ダイアン・レインのご指名
ヴィゴ・モーテンセンは、ダイアン・レインのご指名だったそうです。人妻が一目でよろめいてしまうほどに、彼はセクシーに描かれています。つまらない毎日。代わり映えしない夏の日。ちょっとだけ踏み外した道は、意外と深かった。夏の日に現れた夢のような日。でも彼女には家庭があって・・・。典型的な不倫の物語。でも、圧倒的なヴィゴのセクシーさで引っ張られてしまう作品です。
作品の詳細
| 作品名：オーバー・ザ・ムーン |
| 原作名：A Walk on the Moon |
| 監督：トニー・ゴールドウィン |
| 脚本：パメラ・グレイ |
| 公開：アメリカ 1999年4月2日、日本 劇場未公開 |
| 上映時間：109分 |
| 制作国：アメリカ |
| 製作費：1400万ドル |
| 興行収入：470万ドル |
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