ドラマ

ブギーナイツ

1970年代アメリカのポルノ界を駆け抜けた青年の、栄光の日々を描いた異色青春ドラマ

ストーリー:一人の少年エディ・アダムス(マーク・ウォールバーグ)がポルノ映画プロデューサー、ジャック・ホナー(バート・レイノルズ)にスカウトされる。高校を中退以来、家族関係もぎくしゃくしているこの少年にとって、他人に認められるのは生まれて初めて。エディはジャックに導かれ、彼の自宅兼スタジオに住み込み始めるが・・・。

出演:マーク・ウォールバーグ、バート・レイノルズ、ジュリアン・ムーア、ウィリアム・H・メイシー、ヘザー・グラハム、ジョン・C・ライリー、ドン・チードル、フィリップ・シーモア・ホフマン、ルイス・ガスマン、トーマス・ジェーン、メローラ・ウォルターズ、フィリップ・ベイカー・ホール、ニコール・アリ・パーカー、ニナ・ハートレー、アルフレッド・モリーナ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 完璧な映画

最初から最後まで完璧だと思う。この作品について語るべきことはたくさんあると思うけど、もうそんなことよりただ純粋に楽しい。彼らをずっと見守っていたい気持ちになる。役者陣の演技は圧巻っていうか今から考えたらめちゃめちゃ豪華なメンツじゃないですか。ポルノ業界での群像劇をここまで丁寧にハイテンポで、それでいて情感たっぷりに見事に描き切ったPTAはただものじゃないな。劇中に見られる多くのオマージュも気が利いてていい感じ。心の中で大切にしたい愛おしい映画。

★★★★★ これぞ、青春!

日本ではあまりヒットしなかったようですね。ポルノ業界を舞台にしているからかな?でも多くの人に観て欲しい、これは立派な青春映画です。青春の栄光と挫折が、70年代から80年代を通して、きっちり描かれています。主要登場人物は、全員心に傷を持っていて、お互いを慰めあうかのように、ポルノ映画の傘の下、家族のように暮らしています。彼らは一旦は絶頂期を迎えるも、80年代のアダルトビデオの台頭でポルノ映画は斜陽化し、新しい道を求めるも次々と失敗し、傷ついた心を抱えたまま、再び家族のもとに戻ってきます。かつてセクシーガイとして活躍したバート・レイノルズが、ポルノ映画監督として、またファミリーのボスとしていい味をだしてます。ラストは、「いろいろあるけど人生って、いいそ!」という気分になります。ポルノ映画を扱っているけれど、全然Hじゃないです。勇気をだして、特に女の子は、観てください。

★★★★☆ P・T・アンダーソン監督は良い

P・T・アンダーソン監督の作品でも一番個性的でポップな作品。テーマが面白く音楽も良い!こんな青春映画が観たかったって人多いのではないでしょうか。役者のキャスティングが上手いなあ。こんな映画はなかなかない、日本では受けないのが残念。様々な要素を巧みに表現した傑作です。

作品の詳細

作品名:ブギーナイツ
原作名:Boogie Nights
監督:ポール・トーマス・アンダーソン
脚本:ポール・トーマス・アンダーソン
公開:アメリカ 1997年10月10日、日本 1998年10月10日
上映時間:156分
制作国:アメリカ
製作費:1500万ドル
興行収入:4300万ドル
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