ドラマ

The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛

心は、離れない。今世界が注目するアウンサンスーチー、知られざる愛の物語

ストーリー:1988年、ビルマ。英国で幸せな家庭生活を送っていたアウンサンスーチー(ミシェル・ヨー)は、母の看病のために久しぶりに祖国・ビルマ(現ミャンマー)に戻ることになった。そこで目にしたのは学生による民主主義運動を軍事政権が武力で制圧する惨状・・・。そんな中、「ビルマ建国の父」と死後も多くの国民から敬愛されるアウンサン将軍の娘の帰国を聞きつけた民主主義運動家たちがスーチーの元に集まり選挙への出馬を懇願する。不安を抱きながらも民衆の前で立候補を決意するスーチーだったが、それは、ビルマを支配する軍事独裁政権との長い闘いの始まりであり、愛する家族とのひき裂かれた辛く厳しい人生の始まりを意味していた・・・。

出演:ミシェル・ヨー、デヴィッド・シューリス、ジョナサン・ラゲット、ジョナサン・ウッドハウス、ベネディクト・ウォン、スーザン・ウールドリッジ、ポー・ザウ、マリアン・ユー、アッガ・ポーチット、クリアン・クンスリ、ウィリアム・ホープ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 偉大な女性…。

家族より、国のためを選択した。素晴らしい生き方ですが、誰もが出来ることではありませんね。今、また拘束されている彼女とミャンマーの自由を求める国民のために何か出来ないかと胸が痛いです。

★★★★★ 平和を願って、ゆっくり時間のある時に観たい映画ですね。

国家、歴史、悲劇、政治、思想、女の人生・・・偉大な女性指導者の様々な要素が一人の美しい国際女優により描かれています。まさに事実を描いてると思いますが、物語として観ても良いような気がします。それだけアウンサン・スー・チー女史の家庭人であった一面と、国家指導者としての人となりと、ミシェル・ヨーの女優としての魅力が出ていると思うからです。自分としては女性目線ではありますが、何とも言えない心が苦しくなる感想を持ちました。

★★★★☆ カノンを奏でるアウンサンスーチー

将軍であった父はクーデターで銃殺された。娘アウンサンスーチーにもつねに銃口は向けられていたが、それだけではない。家族と一緒にいる自由を奪われた。イギリス人である夫への入国許可・不許可を、ミャンマー軍事政権は巧みに操作する。夫がイギリスで病床に就くが、彼女はミャンマーを一度出国すると、再入国の許可はもらえない。しかし、これは映画だけ、ミャンマーだけの話ではない。日本の入管制度も家族を引き裂く。出入国の悪質な管理は、独裁国家の顕著な特徴のひとつだ。映画では、花と並んで、音楽が美しく使われていた。アウンサンスーチーは軟禁の自宅のピアノで、ある曲を弾く。彼女の代わりに家族が出席したノーベル賞の会場では、弦楽団がそれを奏でる。それがパッフェルベルのカノンであることには意味がありそうだ。家族、民衆、世界の様々な人々の輪唱が彼女を支える。

作品の詳細

作品名:The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛
原作名:The Lady
監督:リュック・ベッソン
脚本:レベッカ・フラン
公開:フランス 2011年11月30日、日本 2012年7月21日
上映時間:135分
制作国:フランス、イギリス
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