コメディー

ハッカビーズ

個性派デヴィッド・O・ラッセル監督が贈る、幸せを求めて「ハッカビーズ」にやってきた奇妙な人々が繰り広げるコメディ

ストーリー:環境保全団体の支部長を務めるアルバート(ジェイソン・シュワルツマン)は、アイデンティティを見失い“哲学探偵”夫婦に自身の調査を依頼。探偵夫婦はアルバートの生活に密着を。やがて探偵夫妻によって、アルバートの心の中にスーパー“ハッカビーズ”のエリート社員ブラッド(ジュード・ロウ)への嫉妬があることが判明するのだが・・・。

出演:ジェイソン・シュワルツマン、イザベル・ユペール、ダスティン・ホフマン、リリー・トムリン、ジュード・ロウ、マーク・ウォールバーグ、ナオミ・ワッツ、ゲル・デュアニー、ケヴィン・ダン、ティッピ・ヘドレン、ジョナ・ヒル、アイラ・フィッシャー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★  if nothing matters, then how can i matter?

個人的には星5つですが、「大好き!」か「意味が分からない」のどちらかに意見が別れるでしょうね。「大好き!」な人はきっと、村上春樹の小説が好きなのでは。人生に失望して、抜け出せないような気持ちになるのでは。いろいろなことを、立ち止まっては考えているのでは。そして、幸せになりたいと思っているのでは。これはまさしく、この映画に出てくる人たち。人生の意味って?自分の存在って?はてなはてなはてな・・・。この映画は、「大好き!」という人が何度も何度も観たくなる映画です。一度観て好きでなければ、あるいはクスリとも笑えなければ、諦めましょう。

★★★★★ BGMの存在感のすごさ

コメディーが好きなので、見てみましたが、予想をはるかに上回るおもしろさでした。登場人物がみんな大物なのに、個性を徹底的に消し去って 役の中の「濃さ」の分だけ表現しているところが、すごいなあと感じました。随所にちりばめられている 笑いどころが、人種、宗教、環境、心理学、運命論などなどとからめてあって、「良い人」や「優等生」にならなきゃ!と思ってきた人には、めちゃくちゃ笑えると思います。ジュード・ロウが 「あなたは同じ話を繰り返すくせがある」と探偵に指摘されて、その証拠を突きつけられ、自分の弱さに直面した時に見せる生の表情とか、ビビアンという女探偵の目つきや、大御所のダスティンホフマンの早口とか。細かい全ての演出が素晴しかったです。ジュード・ロウのファンではなかったのですが、この演技で一気にファンになりました。それに、誰もが思い当たる「なんとなく気に食わない友達」について、つい考えてしまう、すごい1本でした。(そして、最後には、きっと自分の中で、なんらかの和解をしてしまう。。。)BGMがとても味わい深く、映画の余韻が人生を明るく感じさせてくれました。

★★☆☆☆ うーん…

ストーリーはコミカルに進んでテンポはいいのですが・・・言いたい事というかストーリーの核心的な事が私にはイマイチ分かりにくい映画でした。個性豊かなキャラクター陣でたまに笑わせてわくれるものの、言っている事が分からなかったり、「え、、、それはないでしょ。。」みたいな演出で私にはあまり楽しめませんでした。お国柄とかの問題なのかも…これが欧米だと感じ方が違うのかな。DVDのパッケージからもっとコミカルで面白くてハッピーな映画を期待していましたが・・・俳優人が豪華なのでその点で見る価値はあるかもです。。

作品の詳細

作品名:ハッカビーズ
原作名:I ♥ Huckabees
監督:デヴィッド・O・ラッセル
脚本:デヴィッド・O・ラッセル
公開:アメリカ 2004年10月1日、日本 2005年8月20日
上映時間:107分
制作国:アメリカ
製作費:2000万ドル
興行収入:2000万ドル
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