ドラマ

フリーダ

伝説の女性画家フリーダ・カーロ波乱万丈の人生を描く感動作

ストーリー:18歳のときの瀕死の事故をきっかけに、絵を描くことが生き甲斐となったフリーダ(サルマ・ハエック)。夫で人気壁画家ディエゴ(アルフレッド・モリーナ)の浮気癖に悩み、怪我の後遺症に苦しみ、中絶や流産の悲しみに耐えながら、その苦悩をキャンバスに描いていく・・・。

出演:サルマ・ハエック、アルフレッド・モリーナ、ジェフリー・ラッシュ、アシュレイ・ジャッド、アントニオ・バンデラス、エドワード・ノートン、ヴァレリア・ゴリノ、ロジャー・リース、ディエゴ・ルナ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ これはイイ作品です。

ある方のエッセイでこの作品を紹介していたので購入しました。この画家の事は全く知らなかったのですが、波乱万丈とはまさしくこういう人生かもしれません。見ごたえ充分の作品です。

★★★★★ 明るい。パワフル。色鮮やか。

実在の人物が主人公と聞き、もっとシリアスな伝記ものだと思っていました。ところがみてみると暗いイメージは皆無。フリーダ・カーロという人物の疾風のような激しい人生が目のさめるような原色、アニメーションや、だまし絵のように実在の絵画が動き出す等など・・・趣向を凝らした映像で明るく、きらきらと描かれていました。音楽も情熱的で、まばゆい原色の映像を彩っています。彼女の人生は、一般的には不幸な運命なのですが、フリーダの天性の明るさと前向きな力によって人よりも彩りの多い人生のように思えてくる。フリーダを演じるサルマ・ハエックはラテン系セクシー美女というイメージを払拭する素晴らしい演技をみせています。凛としたまなざしと、時折みせる子供のような笑顔。孤独だからこそ、痛みがわかるからこその人間の大きさのようなものを感じる演技でした。波乱万丈、痛みを抱え続けた人物の生涯をこんなに明るく、色鮮やかに描いているというのがこの映画の最大の魅力ではないでしょうか。

★★★☆☆ 英語劇

またしても、アメリカ英語での制作作品。スペイン語でしか考えられないのに英語というだけで茶番に見えてしまう。事故とオペの繰り返しの壮絶な苦痛が、取材仕切れていなくて痛みと生きる事が伝わらない。痛みと彼女の絵とファッションは表裏一体であるが、そこまで踏み込んでいない。ただ気が強いとかではない。描かねばならないという行動が表面的で描く事についてはなにも追求していない。役者がどれほどの熱演をしようと脚本が練っていないと忘れ去られる作品になる。

作品の詳細

作品名:フリーダ
原作名:Frida
監督:ジュリー・テイモア
脚本:クランシー・シーガル
公開:アメリカ 2002年10月25日、日本 2003年8月2日
上映時間:123分
制作国:アメリカ、カナダ、メキシコ
製作費:1200万ドル
興行収入:5600万ドル
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