ドラマ

裸のランチ

「映像化は不可能」とされたバロウズの奇書を、鬼才クローネンバーグが恐るべき想像力で大胆に映画化!

ストーリー:1953年、ニュー・ヨーク。麻薬を使用した害虫駆除で生計を立てる小説家ウィリアム・リー(ピーター・ウェラー)。ある時麻薬で酩酊状態にあった彼は、妻(ジュディ・デイヴィス)の頭上のグラスを銃で撃ち落とす「ウィリアム・テルごっこ」で、誤ってその妻を射殺してしまう。パニックに陥ったウィリアムは、麻薬に導かれるまま、暗黒都市「インターゾーン」へ逃亡、現実と妄想の区別が曖昧な世界で、醜悪な虫に姿を変えた愛用のタイプライターに囁かれながら、「報告書」を書き始める。やがて彼は射殺したはずの妻に瓜二つの謎の女性に出会い、快楽の渦に巻き込まれていく・・・。

出演:ピーター・ウェラー、ジュディ・デイヴィス、イアン・ホルム、ジュリアン・サンズ、ロイ・シャイダー、モニーク・メルキューレ、ニコラス・キャンベル、マイケル・ゼルニカー、ロバート・A・シルヴァーマン、ジョセフ・スコーシアニー

視聴者の声【Amazonレビュー】

★★★★★ 予想外に面白かった。ストーリーの展開もよくできている。

ジャンキーの醜さをよく表現できている。実話やバロウズの他作品の描写を折り込んだ成果が出ている。この映画によってバロウズという作家の根源的なメッセージが映像化されたわけだが、それはさておき、グロテスクな描写はバロウズを描く上でやむをえない。それを除けば、映画として大変よくできている。ジャズの使い方も、醜さを良くあらわしていたし、タンジールの町並み、喧騒のなか、SFの要素もあり、純粋に面白かった。原作本よりもはるかに楽しめる。

★★★★☆ べたべたした演出、あっさりとした展開

サイケデリックな世界観の映画ですが、登場人物があっさりと状況を受け入れていく、不安定さがずっと続く映画で、正直疲れます。でも、楽しい映画です。のんびり見れるときにいいと思います。

作品の詳細

作品名:裸のランチ
原作名:Naked Lunch
監督:デヴィッド・クローネンバーグ
脚本:デヴィッド・クローネンバーグ
原作:ウィリアム・S・バロウズ『裸のランチ』
公開:イギリス 1992年4月24日、日本 1992年7月4日
上映時間:117分
制作国:イギリス、カナダ、日本
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