正反対の性格を持つ母娘の微妙な関係をコミカルに描いた感動作!
ストーリー:ド田舎での生活に飽き飽きしたアデル(スーザン・サランドン)は、嫌がる娘・アン(ナタリー・ポートマン)を強引に連れてハリウッドを目指す。しかし、引越し早々にお金は底をつき、電気も止められてしまった・・・にも関わらず、アデルはそんな生活苦などお構いなしで、ビーチで知り合った男にのぼせ上がり夜も帰ってすら来ない。アンは、お金にも男にもルーズな母親に振り回されっぱなしの生活にヤケになり、母の留守中、知り合いになった男を家へ誘い込むが・・・。
出演:スーザン・サランドン、ナタリー・ポートマン、ショーン・ハトシー、ボニー・ベデリア、ハート・ボックナー、ヘザー・マコーム、アイリーン・ライアン、ジョン・ディール、ボニー・ベデリア、ジョン・キャロル・リンチ、メーガン・ムラーリー
★★★★☆ さすがは演技派女優!
スーザン・サランドンとナタリー・ポートマンという魅力的なキャスティングに惹かれて見てみました。自由奔放な母親と堅実思考の娘という、対照的な母娘の爽やかな成長物語です。すがすがしいエンディングなので、見終わったあと心地いい余韻に浸れました。スーザン・サランドン演じる母親は、大人になりきれていない子どもっぽい思考の持ち主だけど、最後に見せる娘への愛情はやっぱり本物で、じんわり心が温まります。たまには母娘ふたりでこういう映画を見るのもいいかも。
★★★★☆ ありえない母親かと思ったら・・・
とにかくスーザン・サランドンが演じる母親は自分で勝手に全部決めて、それも明らかに無茶苦茶な事ばかり。田舎でずっと暮らしていた母娘が、母親がビバリーヒルズに住みたいというわがままから、殆どお金も持たず田舎を出て行く・・・。娘は全く都会にあこがれもなく、東海岸の大学進学を目指しているようなまじめなアン。ビバリーヒルズに越してもなんとかアパートを借りてやっと生活できる状態。娘を女優にしてお金持ちになるのが良しとしている母親と、東側の大学に進学して勉強をしたい娘のやり取りが結構反面教師で面白い!最後は納得できる結末だと思いますので、良い気分で観終える事ができますよ~。
★★★☆☆ 母子の物語
身勝手な母親と、それに反発する娘の葛藤を描いた作品です。娘を田舎から連れ出して女優にさせようとする母親とは対極的に、娘は田舎暮らしをなつかしんで帰りたがっている。ときどき激しく衝突する二人ですが、母親が男にフラれたり身内の死が訪れたときなどは親子らしく支えあって生きていく様がとてもよかった。ラストはお互いを分かち合って「やっぱり親子なんだなぁ」とほのぼのしてしまいます。難点をいうなら、もう少し二人のスレ違いや歩み寄りを表現できたのでは、と思う点でしょうか。『スターウォーズ』などで活躍するナタリー・ポートマンとは違った、子供っぽい彼女は一見の価値アリ?
作品の詳細
作品名:Anywhere But Here |
監督:ウェイン・ワン |
脚本:アルヴィン・サージェント |
原作:モナ・シンプソン |
公開:アメリカ:1999年11月12日、日本:2000年6月24日 |
上映時間:114分 |
製作国:アメリカ |
製作費:2300万ドル
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興行収入:2300万ドル |
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