落ちこぼれの新米兵士たちと、失業して軍隊の教師として派遣された男の交歓をコミカルなタッチで描いたヒューマン・ドラマ
ストーリー:エリート広告マンとして知られていたビル・レイゴー(ダニー・デヴィート)は会議に出席出来なかったために、会社を解雇されてしまう。職を探して、職業安定所に出向いたビルに紹介されたのは陸軍の落ちこぼれ兵士たちを教える国語の教師の職だった。娘に会っても、自分の気持ちを理解してもらえずビルは非難される。ビルは陸軍に赴き、落ちこぼれ兵士たちに会う。それはリーロイ(リチャード・T・ジョーンズ)を始めとして、8人のそれぞれに個性的な兵士たちだった・・・。
出演:ダニー・デヴィート、グレゴリー・ハインズ、クリフ・ロバートソン、ジェームズ・レマー、リロ・ブランカトー、ステイシー・ダッシュ、カディーム・ハーディソン、リチャード・T・ジョーンズ、カリル・ケイン、ピーター・シモンズ、グレゴリー・スポーレダー、マーク・ウォールバーグ、アン・キューザック、アラナ・ユーバック
★★★★★ じんわりと感慨深さが伝わってくる作品。。。
『カッコーの巣の上で』に出演しているダニー・デビートが主演している映画として、ケーブルテレビでこの映画の存在を知り、早速購入して観てました。中年の男性が主人公ですが、始まりは離婚や会社をクビになったりととにかくツイテないところから物語は始まります。その後、陸軍の新兵訓練所で教職にありつけたものの、自分の過去の栄光を忘れられず、広告業界に帰り咲こうともがいている主人公。そんな中、担当した新兵達の境遇を目の当たりにして、ついに決断する時が訪れます。アメリカの軍隊の構成員には黒人の比率が高いという話を聞いていましたが、本作品でもやはり中心的な人物は黒人が多いです。貧困・犯罪・麻薬といったものを背にしている若いアメリカ人達が、如何に軍隊に志願するに至ったか。映画の前半でそれが分かりますが、自分に照らし合わせてみて、いかに幸せな境遇に自分がいるのかを改めて思わざるを得ませんでした。しかし、そう深刻にならなくとも、映画を観終わった後はいい気分になれる映画だと、そう思います。オススメです。
作品の詳細
| 作品名:勇気あるもの | 
| 原作名:Renaissance Man | 
| 監督:ペニー・マーシャル | 
| 脚本:ジム・バーンスタイン | 
| 公開:1994年6月3日 | 
| 上映時間:128分 | 
| 制作国:アメリカ | 
| 製作費:4000万ドル | 
| 興行収入:2400万ドル | 
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