この映画はある男のセックスしか描いていない。それなのに、あなたは彼の人生全てを覗いてしまう。
第86回アカデミー賞作品賞受賞作『それでも夜は明ける』のスティーヴ・マックィーン監督が放つもっとも完成度が高く、もっとも挑発的な衝撃作。
ストーリー:男は依存していた。転がり込んできた妹の存在が、彼のギリギリの均衡を崩していく。セックスを隠れ蓑に男がひた隠しにする、本当の恥部<シェイム>とは・・・。NYに住み、仕事もスマートでソツのない独身男ブランドン(マイケル・ファスベンダー)。彼は、仕事以外のすべての時間を<セックス>に注ぎ込んでいる。中毒といっても過言ではなかった。行きずりの女性やプロの女性との一夜限りの情事、シャワールームやオフィスのトイレでのマスターベーション、ネットのポルノ動画の収集・・・ありとあらゆる性欲を処理する行為により、日々をやり過ごしていた。そんなブランドンの確立されたシングルライフを過ごすアパートに、妹のシシー(キャリー・マリガン)が転がり込んでくる。他者の愛を渇望し、激情の塊となって生きるシシー。人との心の繋がりを一切求めず、感情を排して生きてきたブランドン。ふたりは激しく衝突し、想いはすれ違い、それぞれの孤独を更に色濃くさせていく。そんなある日、ブランドンの元に衝撃的な連絡が届く・・・。
出演:マイケル・ファスベンダー、キャリー・マリガン、ジェームズ・バッジ・デール、ニコール・ベハーリー、ルーシー・ウォルターズ、エリザベス・マスッチ、エイミー・ハーグリーブス、ハンナ・ウェア
★★★★★ マイケル・ファスベンダーの演技がすごすぎる!
内容はセックス依存症の男性の話だけど、マイケル・ファスベンダーの表情や演技がすごくて、やらしいというよりせつない感じを受けた。最近、たくさんの映画に出ているし、依然出ていた映画もソフト化されているので全部見ているが、今のハリウッド俳優さんは勢いで内容が辺鄙でも名前で押し切っている感じがあるが、この人は全然違うと思う。もっともっと作品をみたい!次は『HUNGER』と『それでも夜は明ける』が発売されるのですごく楽しみだ。
★★★★★ いや、みてよかった!
この映画はなんだろう、、打ちのめされます。歪んだ兄妹愛が淡々と胸を刺しまくります。演技といい、撮り方といい、音楽といい、全てにおいて無駄がない。この監督さんの前作Hungerにも漂っていた洗練された冷たさ、みたいのが今作でも強烈なビジュアルインパクトを作り出しています。最後の3Pシーンでファスベンダーがみせるクッシャクシャになった顔のドアップはまさにトラウマ。観なければよかったか、、いや、みてよかった!
★★★★★ セックス依存症の裏に隠された本当の「シェイム(恥)」とは・・・
セックス依存症が主題となると偏見を持たれる方もいるかもしれないが、問題はすべて「愛」なのだろうと思う。「愛」というものが、もっと明確に単純に定義されていれば、この二人は救われたのかもしれない。最後まで彼が隠す本当の「シェイム」が何なのか、明かされることはない。単純明快なストーリーを好む方には後味が悪い作品かもしれないが、キャリー・マリガンが歌う「ニューヨーク」を聞くマイケル・ファスベンダーの切ない表情が忘れられない。人には誰も「シェイム」があるわけで。しかし、その「シェイム」だって、その人が生きてきた軌跡の一つなのだ。
★★★☆☆ ファスベンダーは素敵だけど
主人公が女性でもよかったのでは?男だからここまで話題性があるかも。私だったら治療をおすすめする。私は何も依存症がないから、主人公の気持ちが分からない。いつも泣き顔のマリガンも今回はウザくてゲンナリした。
★★☆☆☆
主演のマイケルファスベンダーのファンなので見ましたけど、退屈過ぎて途中から早送りしたくなりました。都会に住むそれなりに裕福な独身男性。彼は結婚や恋愛には興味がなく、娼婦を買ったりナンパした相手と一夜だけの関係をもったり、会社のトイレでオ○ニーしたりしています。イケメンなので女に困ることもなく独身生活を謳歌していたのですが、そんな彼の家に定職につかず住む所もない妹が押し掛けてきて・・・というお話。妹が歌手として雇われた店に兄が見に行き、感動したのか泣くシーンがあるのですが、歌が下手なので聞いていて苦痛でした。女優さんの演技が上手すぎるのか、この妹が見てて本当にイラつく(笑)良かった点はファスベンダーの体やエロいシーンが見れたということだけ。
これが他の俳優だったら途中で見るのを止めてたと思います。何が言いたいのかさっぱり分からない映画でした。
作品の詳細
作品名:SHAME -シェイム- |
原作名:Shame |
監督:スティーヴ・マックイーン |
脚本:スティーヴ・マックイーン、アビ・モーガン |
公開:アメリカ 2011年12月2日、日本 2012年3月10日 |
上映時間:101分 |
制作国:イギリス人 |
製作費:650万ドル |
興行収入:1700万ドル |
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