ドラマ

バッファロー’66

ヴィンセント・ギャロ×クリスティナ・リッチの全世界にセンセーションを巻き起こした傑作ラブ・ストーリー!

ストーリー:5年の刑期を終え、釈放されたビリー(ヴィンセント・ギャロ)は、母親との電話でいくつもの嘘をついてしまう。いもしない妻を連れて帰らなくてはならなくなったビリーは、通りがかりのレイラ(クリスティーナ・リッチ)を拉致し、妻のふりをするようにを強要する。初めは渋々従っていたレイラであったが、ビリーの孤独な心、純粋さ、優しさを理解し、次第に好意を持つようになる。一方、ビリーは5年前に彼を陥れたスコットに復讐するために・・・。

出演:ヴィンセント・ギャロ、クリスティーナ・リッチ、ミッキー・ローク、アンジェリカ・ヒューストン、ロザンナ・アークエット、ベン・ギャザラ、ジャン=マイケル・ヴィンセント、ボブ・ウォール

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ ホットチョコレートを買って帰ろう

子供のころからまともに愛されず育ってしまったビリーが、ほんとにしょうもなくて駄目な人間なんですけど、暗黒の学生時代を送ってきた身としては自分に重なるところがあって見てると胸が苦しいです。レイラの愛情であんなしょうもないビリーも少し変わってくれるラストシーンが好きです。問題なく健やかに愛されて大人になれた人から見るとビリーは生理的に受け付けられないキャラクターかも。

★★★★★ 良い映画

冴えなくて、ダサくて、でもプライドは高くて、格好良くありたいって思うけど全然上手くいかないビリー。「生きていられない」と頭を抱える気持ちは、同じようにダサく毎日を生きている自分にはとても共感できる部分があります。恐らく、生まれて今まで愛に触れた事がなかった彼が、初めはおっかなびっくりしながらも彼女の愛に触れて安心する姿はとても暖かい気持ちになります。

★★★★☆ とりあえず観てほしい

特に派手な展開があるわけじゃない映画だけど、映像やアングルが良い。10代後半のクリスティーナリッチが可愛い。たぶん何回も観るだろうと思う映画。

★★★★☆ 陳腐なストーリーを尖らせて映像化。根っこは「ヌーベルバーグ」だね

タイトルは知っていたけど、特に事前情報をインプットすることなく鑑賞。商業的な成功を意識していない自由奔放な映画。映像に緊張感があるので凡作ではないと思う。根っこは「ヌーベルバーグ」だね。退廃的な雰囲気を醸し出しつつも、何も起こらない結末(ハッピーエンド?)は微妙だけど、ありはありだと思う。豊満なバストのクリスティナ・リッチに妖しい魅力を感じた。

★★☆☆☆ ダメ男の妄想

病的に神経質で下らない強がりばかりしているダメ男。この映画のストーリーは、そんなダメ男の独り善がりな、こうなったらいいな的な妄想。暴力で従わせた行きずりの女に暴言を浴びせ続ける。ところが、女は逃げもせず献身的愛情を注いでくれる。印象的なラストシーンに騙されてしまうが、考えてみれば現実には全く成立しそうにない妄想的ストーリー。

★☆☆☆☆ ヒロインがクレイジーすぎる

はじめに誘拐されて、いくらでも逃げるスキはあるのに逃げない。まともなキャラクターなら主人公が小便してる好きに車出して逃げるだろ。そして主人公にののしられまくりながらも感情移入しまくって尽くすんだけど、どこで何を好きになったの?って感じで。借りに一目ぼれしてヒロインがここまでの行為に及んだとして、この映画は女がどこまで尻軽で馬鹿なのかを表現したかったの?主人公、主人公家族もクレイジーだけど最もクレイジーなのはヒロイン。これはラブストーリーではなく男が主観的に考えた不条理で都合のいいバカ女とアホ男の映画です。

作品の詳細

作品名:バッファロー’66
原作名:Buffalo ’66
監督:ヴィンセント・ギャロ
脚本:ヴィンセント・ギャロ
公開:アメリカ 1998年6月26日、日本 1999年7月3日
上映時間:110分
制作国:アメリカ
製作費:150万ドル
興行収入:230万ドル
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