イヤだけど、なぜだか楽しい、ちょっと変わった家族の物語
ストーリー:落ち目の女優アニー(ニコール・キッドマン)とスランプ中の作家バクスター(ジェイソン・ベイトマン)は、ファング家の長女と長男である姉と弟。両親のケイレブ(クリストファー・ウォーケン)とケミーユ(メアリーアン・プランケット)は、街で奇行を演じては市民を驚かせる前衛芸術家で、そんな両親を手伝っていたアニーとバクスターは両親を理解できず、今は自立していた。だがバクスターの入院をきっかけに、ケイレブとケミーユは子どもたちと久しぶりに再会するが、ケイレブとケミーユが殺人犯に誘拐されたらしいと保安官から連絡がある。昔から人々を騙し続けてきた両親を知っている2人は、これもパフォーマンスでは、と思いながら捜索を続ける。アーティストとしての両親の作品なのか、はたまた本当に事件に巻き込まれたのか?
出演:ニコール・キッドマン、テイラー・ローズ、マッケンジー・スミス、ジェイソン・ベイトマン、カイル・ドネリー、ジャック・マッカーシー、クリストファー・ウォーケン、ジェイソン・バトラー・ハーナー、メアリーアン・プランケット、キャスリン・ハーン、リンダ・エモンド、マリン・アイアランド
★★★★★ 親も子も、選べない。
ギャグ?って思ってしまうような邦題だけど、違った。ギャグじゃなく、まじめに、親子の物語だと思った。アートだ、アートだ、と、異常ないたずらをして、芸術だとやってる親を持つ子は芸術が分からんって幼少期から、それに加担する育ちでは、そりゃ辛いだろうな、と思う。特に弟のほうが、かなり繊細に、親の芸術に毒されてる感じ。姉も、かなりの被害を受けて、憑りつかれてる。自分たちの人生を生きるのに、親の影響が続くのは、やっぱり大変なんだと思う。芸術のために、自分の子どもの気持ちは考えない。浮気も芸術とかいう父親に、結構、腹立った~~。母親は、父親の言いなりなのか、彼のアートを一緒に成功させたいと心から願っているのか、謎だった・・・親も生まれてくる子を選べない。子も、自分の親は選べないということを、とても感じた。なかなか、変わった発想からの家族物語で面白かったから星は5つ。
★★★★☆ 面白かった
面白かった。やはりニコール・キッドマンは美しく、安定して見てられますね。アートというのが、全然理解できないレベルなんですが、そこを作者も狙ったジョークだったと思うのですが、ジョークなのか真剣なのかが分かりにくいという部分はありました。
作品の詳細
作品名:ファング一家の奇想天外な秘密 |
原作名:The Family Fang |
監督:ジェイソン・ベイトマン |
脚本:デヴィッド・リンジー=アベイア |
公開:2016年4月29日 |
上映時間:105分 |
制作国:アメリカ |
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