イラク戦争、大量破壊兵器の存在にまつわる衝撃の実話に基づいた、スリリングなポリティカル・サスペンスの傑作!
ストーリー:2002年、ジョージ・W・ブッシュ大統領は「大量破壊兵器保持」を理由に、イラク侵攻に踏み切ろうとしていた。新聞社ナイト・リッダーのワシントン支局長ジョン・ウォルコット(ロブ・ライナー)は部下のジョナサン・ランデー(ウディ・ハレルソン)、ウォーレン・ストロベル(ジェームズ・マースデン)、そして元従軍記者でジャーナリストのジョー・ギャロウェイ(トミー・リー・ジョーンズ)に取材を指示、しかし破壊兵器の証拠は見つからず、やがて政府の捏造、情報操作であることを突き止めた。真実を伝えるために批判記事を世に送り出していく4人だが、NYタイムズ、ワシントン・ポストなど大手新聞社は政府の方針を追認、ナイト・リッダーはかつてないほど愛国心が高まった世間の潮流の中で孤立していく。それでも記者たちは大儀なき戦争を止めようと、米兵、イラク市民、家族や恋人の命を危険にさらす政府の嘘を暴こうと奮闘する・・・。
出演:ジェームズ・マースデン、ウディ・ハレルソン、ロブ・ライナー、ジェシカ・ビール、ミラ・ジョヴォヴィッチ、トミー・リー・ジョーンズ、ルーク・テニー、リチャード・シフ、アル・サピエンザ
★★★★★ イラク戦争はアメリカによる大義なき侵略戦争であったと言う事を明白に描く
「米政府が政権交代を求めなければ、あらゆる要求に完全に協力する用意がある」とフセインが書簡を送っていたにも拘わらず、これを無視しブッシュは戦争を始めた。財務長官のポール・オニールが「政権開始当初からイラク戦争の計画はあった」と暴露。CIA長官だったジョージ・J・テネットは「ブッシュ政権内でイラク開戦前に同国の差し迫った脅威について真剣な協議は行われなかった」と証言。つまり、大量破壊兵器があろうがなかろうが関係なく『戦争がしたかった』のである。その結果イラクはどうなった。独裁者フセインがいなくなって、イラク国民は幸せになったか?手の付けられない内乱状態になり、テロや殺戮が横行し地獄と化しただけだ。こんなことが許されていいんだろうか。こういう作品こそアカデミー賞を取るべきではないのか。
作品の詳細
作品名:記者たち 衝撃と畏怖の真実 |
原作名:Shock and Awe |
監督:ロブ・ライナー |
脚本:ジョーイ・ハートストーン |
公開:アメリカ 2018年7月13日、日本 2019年3月29日 |
上映時間:91分 |
制作国:アメリカ |
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