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レスラー

世界が認めた!“男の生き様”を問う、映画賞54冠の傑作!

80年代に人気を博したスター時代から人生のどん底をなめた男ミッキー・ロークが、自身の波乱万丈な人生を投影させた中年プロレスラー役で奇跡の復活!

ストーリー:栄華を極めた全盛期を過ぎ去り、家族も、金も、名声をも失った元人気プロレスラー“ザ・ラム”ことランディ(ミッキー・ローク)。今はどさ周りの興業とスーパーのアルバイトでしのぐ生活だ。ある日心臓発作を起こして医師から引退を勧告された彼は、今の自分には行く場所もなければ頼る人もいないことに気付く。新しい仕事に就き、疎遠だった娘との関係を修復し、なじみのストリッパーに心の拠り所を求めるランディ。しかしその全てにつまづいた時、彼は悟る、例え命を危険にさらすことになっても、自分はプロレスラー“ザ・ラム”としてしか生きることが出来ない男なのだと・・・。

出演:ミッキー・ローク、マリサ・トメイ、エヴァン・レイチェル・ウッド、マーク・マーゴリス、トッド・バリー、ウェス・スティーヴンス、アーネスト・ミラー、ロン・キリングス、ネクロ・ブッチャー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★  彼は自分より幸せに見えた

プロレスのヒーローという誰もが認める伝説のレスラー。歳を取って晩年は惨めな思いも多く、経験し、後悔も多いようだ。見ていてとても悲しかったし、辛さが伝わってきた。娘に詫びるシーンとラストシーンで泣いてしまった。しかし、最後にふと「自分と比べたら彼の人生の方が幸せな人生だ」と思ってしまった。彼は命の限り、目一杯、好きな事で輝いていたからだ。「自分には何か有っただろうか」と考えさせられる映画でした。

★★★★★ ひさしぶりにいい映画を観た。

プロレスでしか生きられない男ってなんだかかっこよく聞こえますが、この映画は映画なのにむしろ本当はそんなかっこいいものじゃなくて、ホントにこれしかできないんだよ、という不器用な男のつぶやきが聞こえてくるかのようです。愛する妻や子供に支えられて戦うロッキーだとか、そういういわゆる「映画」じゃなく、人のさみしさや、甘さ。どんな人だって幸せばかりじゃないんだよという人生の1ページが共感できます。お奨めです!

★★★★★ ミッキー・ロークの迫真の演技に脱帽です。

男の生き様を改めて考えさせられる映画でした。レスリング以外何をやってもダメな男をミッキー・ロークが迫真の演技で演じます。考えてみれば、男なんて何か1つだけ社会とまともに接点を持てるからかろうじて飯を食っていけるわけで、それ以外は何をやってもからっきしダメな生物と言っても過言ではないのでしょう。この映画のように、全てを失ったはずのレスラーが生死を越えてプロとして自分の居場所に戻り、人生を全うしようとただひたすらに生きる姿は、男として筋が通っているし、結果としていろんな人に人生の糧(価値)を与えているし、見た目はいかに無様であっても男の生きざまとしてはこれ以上ないと思えます。映画の最後の試合は、当事者も会場も一体となって愛とやさしさにあふれており(レスラーは血みどろですが)、見ている私も涙が止まりませんでした。最後の”ラム・ジャム”を放って昇天したのか生き残ったのかわかりませんが、”レスラー”本人にとってはこれまでの人生を全うする幸せな時間となったことでしょう。ミッキー・ロークはだいぶ昔の映画『エンゼルハート』で良い役者が出てきたなと思い注目していたのですが、その後たいした映画に恵まれずどうしたのかなと思っていたものの、もう60歳も過ぎた最近になっていい映画で実力を発揮できているようですね。この映画はミッキー・ローク自身の人生と成長も反映しているような気がしてきます。皆さんもぜひ一度ご覧になってください。

★★★★☆ 辛くて観てられない・・・

観るのが途中辛くなって何とか観終えたところです。頑張ろうって時に嫌なことが続いて打ち砕かれてしまう。ミッキーロークでしたか・・・知らずに観ましたが、正に渾身でした。

★★★★☆ エンディング曲最後までが本編だと思う

ミッキー・ローク映画と心配だったのが吹き飛んだ。生き様を見れたのは面白い。前半30分程はプロレスの裏側見てるみたいで面白くもあり、悲痛だらけなところも。その後は安心してミッキー頑張れ!モードな映画。

★★★☆☆ 感情移入が出来なかった自分が悔しい

まず、この映画を楽しむ上で、どれだけミッキー・ローク演じる中年レスラーの生き様に共感、感情移入できるか、ということが重要になってくる。客観的に観て、このレスラーに感情移入できるのは、何かに命をかけて取り組んだことがある、その酸いも甘いも知っている、そういった人間だと思えた。それを考えると自分はまだまだ若輩者だし、感情移入できるだけの人生を送ってきていない。だから、面白いと感じることが出来なかった。それが悔しい。誰にでも特有の琴線があると思う。私の場合は家族の絆関連の話が出てくると、意味もなく泣けてきたりする。それは、私が家族に関して深く思う所がある人間だから。この映画は、そういう類の琴線を揺さぶる映画といえる。人生の酸いも甘いも知って、もう一度トライしたいと思った。

作品の詳細

作品名:レスラー
原作名:The Wrestler
監督:ダーレン・アロノフスキー
脚本:ロバート・シーゲル
公開:アメリカ 2008年12月17日、日本 2009年6月13日
上映時間:115分
制作国:アメリカ
製作費:600万ドル
興行収入:4400万ドル
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