ちょっと可笑しなヤツらとの出逢いが、残された人生を素敵に変える
ジャド・アパトー監督『40歳の童貞男』×アダム・サンドラー『50回目のファースト・キス』が初タッグを組んだハートフル・コメディ!
ストーリー:人気コメディアンのジョージ(アダム・サンドラー)は、ショウビズ界で人気と名声、富と成功を手に入れた超セレブ男。仕事のオファーは絶えず舞い込み、豪邸には追っかけ女子がたむろし、ジョージの周りには常に人が集まっていた。ところがある日、不治の病で余命半年を宣告されてしまう。死を覚悟し、同時に家族も友人もいない孤独な身を再認識してしまったジョージは絶望の淵に立たされる。後悔と未練がジョージを苦しめる一方で、今までのキャリアを振り返り、やはり最期はコメディクラブで余生を全うすることを決意。売れないスタンダップ・コメディアンのアイラを専属アシスタントに雇い、友情関係を築こうとする。そんな中、ジョージに思いがけない奇跡が訪れるのだが・・・。
出演:アダム・サンドラー、セス・ローゲン、レスリー・マン、ジョナ・ヒル、オーブリー・プラザ、ジェイソン・シュワルツマン、エリック・バナ、アジズ・アンサリ、RZA
★★★★★ ピュアなこころとは。
アダム・サンドラー主演の映画は、いずれもコメディな中にハートフルさが満載されており、納得感がります。この映画は、コメディアンとして、ハリウッドで最も稼いだ男優としてランクインしたアダム・サンドラー自身の内面のことを表現しているようにも感じます。上映時間が146分と長く、概ねは平坦で抑揚の少ない地味な仕上がりを感じさせる作りになっていますが、ラストの切り返しにより、グッと引き寄せられていきます。超有名で超人気で、あらゆるひとがよって来ようとも、ものというものはなんでも100%手に入れる状況にあっても、大きな病気であっても幸運にも乗り越えられるというラッキーなことがあっても、しゃべくりのうまさでひとを虜にさせることができても、唯一手に入れられないものがあったのです。それは純真なこころなのです。見たものを見たまんま「美しい」と言えるか、ひとひねりして「ダサい」と言ってしまうかの違いです。そういったことを気づかせるハートフルな映画に仕上がっています。
作品の詳細
作品名:素敵な人生の終り方 |
原作名:Funny People |
監督:ジャド・アパトー |
脚本:ジャド・アパトー |
公開:アメリカ 2009年7月31日、日本 劇場未公開 |
上映時間:146分 |
制作国:アメリカ |
製作費:7500万ドル |
興行収入:7100万ドル |
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