富士山麓の樹海に入ったアメリカ人女性が、自殺者の怨念うずまく森で体験する恐怖を描くホラー
ストーリー:サラ(ナタリー・ドーマー)は、教師として日本で勤務している双子の妹ジェスが、富士山麓の青木ヶ原で行方不明となったことを聞く。アメリカから日本へ向かい、青木ヶ原へやって来たサラは、オーストラリア人の記者エイデン(テイラー・キニー)が日本人ガイド(小澤征悦)と一緒に樹海へ行くと聞き、二人についていくことにするが・・・。
出演:ナタリー・ドーマー、テイラー・キニー、オーエン・マッケン、ステファニー・フォークト、リナ・タカサキ、さくら典子、小澤 征悦
★★★★☆ 好き
主人公の双子の姉が樹海で消えた妹を探しに日本に来るところから物語が始まります。幼い頃に両親を亡くしており家族は妹だけ。サラは必死の思いで妹を樹海で見つけようとします。他の方が言われている主人公の自分勝手というのは妹を思うが故に他の人の助言を聞かずに妹を探す行動にあるのではないでしょうか。唯一の家族の痕跡を森の中で見つけたら、希望を持って反対されようと行動するのでは?ガイドの日本人俳優さん、記者のエイデン、双子の姉サラがメインになるのですが、樹海で見るものは決して信じてはいけない、すべてまやかしなのだからと教えられるのだがうまい具合に人を疑心暗鬼にさせる幻覚か現実かもつかない些細なことが樹海で人の信頼を奪っていきます。樹海から生きて出れるのか否か。そして、ラストで突きつけられる真実。うまく、作られた作品だと思いました。エンディングの日本の「とおりゃんせ~とおりゃんせ~」もなかなかこの映画にマッチしていると思います。星が4つなのは、樹海周りにある案内所とか居酒屋がこれ必要なのかな?という無理矢理入れた感があったので、4つです。
作品の詳細
作品名:JUKAI -樹海- |
原作名:The Forest |
監督:ジェイソン・ザダ |
脚本:ベン・ケタイ |
公開:アメリカ 2016年1月8日 |
上映時間:93分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1000万ドル |
興行収入:3700万ドル |
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