19歳の時、イーライ・ロス監督自身が体験した皮膚病を基に描かれたパニック・ムービー
ストーリー:大学の友人たち5人は、森の中で酒を飲みながらどんちゃん騒ぎの週末を過ごすことにする。1日目の夜、キャンプファイヤーを囲んでいると、血まみれの男が現れる。彼は肉食性のバクテリアに感染してるらしい。やがて若者たちも感染し始め、彼らの間に被害妄想と敵意が芽生える・・・。
出演:ライダー・ストロング、ジョーダン・ラッド、ジョーイ・カーン、セリーナ・ヴィンセント、ジェームズ・デベロ、アリ・ヴァーヴィーン、ジュゼッペ・アンドリュース、ハル・コートニー
★★★★★ 個人的には
かなり良いと思います。怪しい保安官、凶暴な犬、パンケーキの少年、病気の浮浪者等、良い感じのサブキャラや、除々にもつれる人間関係、腐る皮膚、勢い良い吐血、レモネードなど、色々とツボに入りました。とくにボーリング場の話の映像はシュールで好みでした。過去のホラー作品へのオマージュも豊富です。意味不明な場面、ウケを狙ったと思しき場面もちらほらありますが、キャンプ地系ホラーが好き、感染するタイプの話が好き、少し馬鹿っぽいホラーが好き、という方にはお勧め。ちゃんと整合性が合わないと嫌な方には向きません。
★★★★☆ リメイク版よりこちらが良かったです。
以前リメイク版を観た事があります。それがリメイクとは知らず、オリジナル版があると知って観てみました。大筋は同じですが、細かい演出やラストに向けての展開がこちらの方が良かった気がします。この感染病は一体何なのか、町の人たちはもっと違う意味で危機感を持たなくていいのかなど疑問点はありますが。話の流れ自体は飽きる事なく観られると思います。
★★★☆☆ なかなか良いのでは?
山小屋に遊びにやって来た若者グループを襲う謎の伝染病の恐怖!日常から突如、非日常へ引き込まれた人間がどのような選択をとるかを登場人物それぞれが表していて興味深い。また社会風刺的な一面もあり、非常事態に集団が自らの安全確保のために個人に対してどんな扱いをするかを問い、それがどんな結果をもたらすかを揶揄する場面は面白い。後半事態が妙に広範囲に拡大し、その一方、主要人物の描写が乱雑になっていく点は残念。しかし、それはかつてのゾンビ映画のテイストを取り入れようとする製作者の意図とも考えられるのでセーフとしたい。
作品の詳細
作品名:キャビン・フィーバー |
原作名:Cabin Fever |
監督:イーライ・ロス |
脚本:イーライ・ロス |
公開:アメリカ 2003年9月12日、日本 2005年4月23日 |
上映時間:93分 |
制作国:アメリカ |
製作費:150万ドル |
興行収入:3000万ドル |
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