ホラー

サランドラ

先に死ねる者は幸運である・・・。旅行者を襲う、前代未聞、謎の殺人鬼一家の恐怖!

惜しくも2015年に亡くなったホラー映画界の巨匠、ウェス・クレイヴンが『鮮血の美学』(1972)に続く第2作目の監督作品として77年に発表、アメリカ公開当時そのショッキン,グな内容から全米38州で上映禁止となり、1984年の日本公開時には配給会社によって“戦慄のジョギリ・ショック”という意味不明な宣伝文句によりホラー・ファンの間で物議を醸した問題作!

ストーリー:ワゴン車でトレーラー旅行中の退職警官ボブとその家族6人は、ロス郊外で民間人立入禁止の空軍訓練エリアに迷い込む。そこはかつて兵器の試験場として使用され、現在は荒涼な砂漠と化していた。車の故障で立ち往生していた彼らに、荒れ地に潜む謎の殺人鬼一家が襲い掛かる・・・。

出演:スーザン・レイニア、ロバート・ヒューストン、マーティン・スピアー、マーティン・スピアー、ディー・ウォレス、ヴァージニア・ヴィンセント、ラス・グリーブ、ジェームズ・ウィットワース、マイケル・ベリーマン、ジェイナス・ブライス

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 『全米38州で上映禁止!いま恐怖の頂点を極めて、戦慄のジョギリ・ショックがやってくる!』

・・・という、日本公開当時の東宝の過剰な宣伝文句。明らかな過大広告だが(笑)、今思い返せばこれから沸き起こることになるホラー映画ブームには少なからず「宣伝のウソ」が付いて回っていた。この作品はまさしくウソ全開なわけだが(笑)、それは配給会社のやったことであって、作品自体は低予算・低技術といえど大真面目に作られている。アレクサンドル・アジャによる近年のリメイク版の方に軍配を挙げる人が多いのは当然である。より準備が整い、映像技術が発達し、何よりすでに物語の骨子は出来上がっているのだから。その骨子をゼロから作った本作は、名作といえば明らかにウソだが、ホラー映画史上の数々のフォロワーを生み出したアーカイブ的作品として語り継がれる価値は十分ある。

★★★★☆ 時代を勘案するとまずまずの良作

もっと目を背けたくなるようなシーンがたくさんあるかと身構えて観てみましたが、存外お上品。作り手側もいざとなると遠慮したのかなぁ。全体的にテンポが悪く冗長ですが、この時代の映画って大体こんな感じですしね。この作品が特段悪い訳じゃないのです。ショッキングホラーモノとしての出来を比較すると『悪魔のいけにえ』の方が色々上かな~。

作品の詳細

作品名:サランドラ
原作名:The Hills Have Eyes
監督:ウェス・クレイヴン
脚本:ウェス・クレイヴン
公開:アメリカ 1977年7月22日、日本 1984年8月25日
上映時間:89分
制作国:アメリカ
製作費:23万ドル
興行収入:2500万ドル
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