夢幻的なムードの中で静かに忍び寄る死の気配
ストーリー:トランシルバニアの古城から霧煙るロンドンへ上陸したドラキュラ伯爵(ベラ・ルゴシ)。その正体は恐るべき吸血鬼だった。彼に見初められた美しい令娘ミナ(ヘレン・チャンドラー)は、夜ごと血を吸われて病気がちになる。次第に衰弱していく彼女の身を案じた婚約者ハーカー(デヴィッド・マナーズ)は、超常現象の研究家ヘルシング教授(エドワード・スローン)と共にドラキュラ退治に乗り出すが・・・。
出演:ベラ・ルゴシ、ヘレン・チャンドラー、デヴィッド・マナーズ、エドワード・ヴァン・スローン、ドワイト・フライ
★★★★★ 僕にして下さいと言いたくなる。
この一作でベラ・ルゴシの虜になり、ドラキュラの虜になった。そして色々なドラキュラ映画を観、色々なドラキュラ俳優を見た。どの俳優にもそれぞれの魅力があったけど、ルゴシを超える「ドラキュラ伯爵」はいなかった。綺麗な姿勢から生まれる、妖しく、不遜で、優雅な立ち居振る舞い。ルゴシの動作は何度観ても飽きない。後年のドラキュラものに対し、本作が何よりも勝る点。それは作品全体に漂う「雰囲気」に尽きると思う。ぜひ、この妖気に酔って欲しい。
★★★★☆ ベラ様!!
ドラキュラのイメージが固定された記念すべき作品。とにかくベラ・ルゴシ演じるドラキュラが格好いい!!思わず、ベラ様と言いたくなる程の格好良さです。ファンの間では、クリストファー・リーのドラキュラとどちらが良いかと言うと、好みが分かれる所ですが、僕はベラ様の方が好みです。映画自体は物凄く退屈だが、見る価値は絶対あります!!
作品の詳細
作品名:魔人ドラキュラ |
原作名:Dracula |
監督:トッド・ブラウニング、カール・フロイント |
脚本:ギャレット・フォート |
原作:ブラム・ストーカー『吸血鬼ドラキュラ』 |
公開:アメリカ 1931年2月14日、日本 1931年10月8日 |
上映時間:74分 |
制作国:アメリカ |
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