スリラー

われらが背きし者

何故、僕を選んだ

世界を股に掛けた危険な亡命劇に巻き込まれていく、緊迫のスパイ・エンタテインメント

ストーリー:モロッコでの休暇中、イギリス人の大学教授ペリー(ユアン・マクレガー)とその妻ゲイル(ナオミ・ハリス)は、偶然知り合ったロシア・マフィアのディマから、組織のマネーロンダリング(資金洗浄)の情報が入ったUSB をMI6(イギリス秘密情報部)に渡して欲しいと懇願される。突然の依頼に戸惑う二人だったが、ディマと家族の命が狙われていると知り、仕方なく引き受けることに。しかし、その日をきっかけに、二人は世界を股に掛けた危険な亡命劇に巻き込まれていく・・・。

出演:ユアン・マクレガー、ステラン・スカルスガルド、ダミアン・ルイス、ナオミ・ハリス、ジェレミー・ノーサム、ハリド・アブダラ、マーク・ゲイティス、ヴェリボール・トピッチ、アリシア・フォン・リットベルク

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ さすが、ジョン・ル・カレ

スパイものの巨匠の作品です。派手なアクションはありませんが、緊張感は半端ない。カーアクションもないし、爆発もない。特殊訓練も受けてないし、スーパー頭脳の持ち主でもない、普通の夫婦(大学教授と弁護士ですが)が事件に巻き込まれていくところが、身近にありそうで怖い。こんな形で声かけられたら、断れないだろうなって思いながらどんどん深みにはまっていく。そしてそれは仕方なく、というのからむしろ自分自身の意志ですらある。正義感のつよい捜査官が料理好きというところが面白くて、そういう細かな仕掛けもセンスがいい。かわいいエプロン姿がなんともコミカルで楽しめる。色違いのバーバリーを同じように襟を立てて着こなしてたりとか。

★★★☆☆ 地味すぎる

原作者はジョン・ル・カレ。彼の作品は皆そうだが地味だ。これは巻き込まれ型。諜報戦とは007ではなく本当はこういう地味なものなのだろう。だが、地味すぎてとっつきにくくつまらない。ストーリーも解りづらい。あまり何度も観たいとは思わない。

作品の詳細

作品名:われらが背きし者
原作名:Our Kind of Traitor
監督:スザンナ・ホワイト
脚本:ホセイン・アミニ
原作:ジョン・ル・カレ『われらが背きし者
公開:イギリス 2016年5月13日、日本 2016年10月21日
上映時間:107分
制作国:イギリス
製作費:400万ドル
興行収入:900万ドル
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