アクション

マイ・ボディガード

A.J.クィネルのベストセラー小説『燃える男』を映画化した感動アクション大作

ストーリー:ジョン・クリーシー(デンゼル・ワシントン)は、生きる希望を失っていた。16年間、米軍で対テロ活動という名の暗殺の明け暮れた彼は、人を愛することが出来なくなり、何のために生きているのかさえ、判らなくなってしまったのだった。たった9歳の少女ピタ(ダコタ・ファニング)が、そんな彼の閉ざした心に隠された悲しみと優しさをひと目で見抜き、一点の曇りもない信頼を寄せる。誘拐が多発しているメキシコシティで、クリーシーはピタの”ボディガード”として、彼女の父親に雇われたのだ。クリーシーがピタとの交流の中で生きる希望を取り戻し、まさに彼女から”新しい命”をもらったとき、ピタが誘拐されてしまう。自分の命よりも大切なものを奪われたクリーシーは復讐を誓う。しかし、それは単純な誘拐事件などではなかった。巨大な犯罪組織と予想もしなかった真相がクリーシーを待ち受けていた。

出演:デンゼル・ワシントン、ダコタ・ファニング、クリストファー・ウォーケン、ラダ・ミッチェル、マーク・アンソニー、ジャンカルロ・ジャンニーニ、レイチェル・ティコティン、ミッキー・ローク

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 血が騒ぐ映画とは

最初はデ・ニーロを主演に企画が進められたそうだ。しかしデンゼルで正解だ、完全に役にはまっている。寡黙で苦悩に満ちた日々を重ねる男が少女との交流により、少しずつ心を開いていく。そして怒りに燃えて復讐を重ねていく後半の凄まじさ。脇を固める役者もミッキー・ロークやらクリストファー・ウォーケンと渋い。使い古された言い方になってしまいますが、まさに男の映画でしょう。

★★★★★ トニーも素晴らしい

最近のこの兄弟(トニー・スコット、リドリー・スコット)の作る映画は見逃さず見ていますが、これはほんとに良かった。『レオン』を思い出しました。まずは、主演二人の演技が素晴らしい。デンゼルはアカデミー俳優なのでいまさら言うこともありませんが、ダコタ・ファニングは、どんどん上手くなっている気がします。クリストファー・ウォーケンも渋いです。物語の途中から、万人受けのしない描写が続きます。デンゼルの復讐が始まるのです。恐いし、残酷です。最期に、音楽ですが、リドリーの映画にはおなじみのリサ・ジェラードが参加しています。彼女の歌は本当に素晴らしく、いつもその作品を盛り上げていると思います。DVDとしても、音声解説も付いているし満足がいく仕様です。

★★★★★ 完全燃焼の青い炎

名匠トニー・スコットとデンゼル・ワシントン、ダコタ・ファニング主演と聞くだけでファンの当方には奇跡のような作品です。この最良のタイミングでデンゼルとダコタ・ファニングの共演で『燃える男』がつくられたことを心より嬉しく思っております。トニーお得意の見事なカメラワークに魅了され、そしてデンゼルとダコタ・ファニングの迫真の演技に脱帽です。特に、初めてデンゼルがふと笑みを溢して、ダコタ・ファニングが『今、笑った』という場面はアドリブ撮影だったようで、お互いの演技力の高さを犇々と感じました【o・v・o】またクリストファー・ウォーケン、ジャンカルロ・ジャンニーニといった渋い名俳優が脇を揃えておりより一層作品に深みがでます。デンゼル扮するクリーシーが、16年間もつづけた対テロ部隊での仕事によって残されたのは心と身体の傷跡だけだった。生きる希望を無くし、こめかみに引金を引いたが、銃は不発。そんな男に生きる希望をくれたのは、たった9歳の少女だった・・・。ダコタ・ファニング扮するピタと交流していくうちに不器用ながら少しずつ打ち解け、ピタこそがクリーシーの唯一の生き甲斐となる。しかしピタが誘拐され、クリーシーも瀕死の状態に。匿われた病棟でクリーシーはピタの死を聞かされ、彼は決断する。君がくれた新しい命を、君のために捧げる。誘拐に関わった者、甘い汁を吸う者すべてに復讐するために彼の内なる炎が燃え上がる。特にラストは素晴らしい。スポンサーから反論があったみたいだが、それを乗り越えて男の美学を貫いたトニー・スコット監督にお礼をいいたい。素晴らしい作品をありがとう。

★★★☆☆ Man on Fire

『Man on Fire』クリーシー(デンゼル・ワシントン)の足元の炎は、業火か烈火か。元特殊部隊々員のクリーシーが、友人(クリストファー・ウォーケン)から紹介されて、ピタ(ダコタ・ファニング)のボディガードの仕事に就く。ともに閉ざされた心を持つ、クリーシーとピタが出会い、お互いに心が開かれていくが、ピタが誘拐されたことでクリーシーに元特殊部隊々員の火がつく。身を隠すカモフラージュのためかもしれないが、首謀者がスラム街に住むという設定はチープな感じでスケール感が一挙にしぼみ残念。独特のカメラワークは好悪が分かれると思うが個人的にはNG。ピタに水泳を教える姿に、後の『トレーニング・デイ』『グレート・ディベーター』につながる片鱗を感じた。

作品の詳細

作品名:マイ・ボディガード
原作名:Man on Fire
監督:トニー・スコット
脚本:ブライアン・ヘルゲランド
公開:アメリカ 2004年4月23日、日本 2004年12月18日
上映時間:146分
制作国:アメリカ
製作費:7000万ドル
興行収入:1億3000万ドル
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