ニューヨーク、裕福な弁護士一家にまつわる様々な恋模様をつづった、ウディ・アレンが贈る傑作ミュージカル・コメディ
マンハッタンのリッチな弁護士ボブとその一家は毎日がハプニングの連続。妻ステフィは前の夫ジョーの失恋話に付き合わされているし、長女スカイラーは婚約者ホールデンがいながら仮出所中のフェリーニ一目惚れ。ローラとレインの恋愛予備軍は同じ男の子をめぐって恋のバトル。そんなある日、ジョーに運命の出会いが。お相手は欲求不満に悩む人妻ヴォン。恋の舞台はやがてヴェニスそしてパリへ。みんなの想いがそれぞれ結ばれてハッピーになれる日はいつ?
出演:ウディ・アレン、アラン・アルダ、ゴールディ・ホーン、ドリュー・バリモア、ナターシャ・リオン、エドワード・ノートン、ナタリー・ポートマン、ジュリア・ロバーツ、ティム・ロス
★★★★★ My favorite movie.
ウディ・アレンの作品中もっとも好きな作品。より傑作は他にあるかもしれませんが、思い出したときふと見たくなるのはこれ。老いも若きも恋をしてときめいて、すれ違って別れたり、過ぎ去った時の流れを慈しんだり。ありふれた人生の光景を、ウディらしい諧謔とペーソス、そして美しいNYの四季おりおりの風景で見せゆきます。JAZZ好きのアレン監督らしく随所にスタンダードの名曲がちりばめられ、面白いのは突然ミュージカルよろしく登場人物が歌いだすところ。あまりうまくないのもご愛嬌でなんともいえずコミカルさがただよいます。クライマックスのセーヌ川岸でのゴーディとウディのシーンはゴーディの歌う「I’m through with love」とともに記憶にのこる名場面になるでしょう。人生が愛おしくなる作品です。
★★★★★ ロマンチックなラブコメディーで、素敵なミュージカル作品!
1997年。 監督・脚本はウディ・アレン。ある弁護士一家の、様々な恋愛が描かれた、ミュージカル作品。ウディ・アレンの元妻役を演じたゴールディ・ホーンは、ケイト・ハドソンのお母さん。マイケル・モンローみたいな髪型してます。若き日のドリュー・バリモアが可愛らしい。それ以外もエドワード・ノートンも好青年を演じていたり、ナタリー・ポートマン、ジュリア・ロバーツ、ティム・ロスなんかが主演していて豪華です。ミュージカルの要素はそこまで強くないので観やすい。 ウディ・アレンやジュリア・ロバーツは全然声が出てなくて、「別に歌上手くなくてもいいじゃん!」ってノリが清々しいです。愛と笑いがいっぱいのロマンチックな作品で、「恋って素敵だな~」って素直に思えました。 ウディ・アレン監督にしてはめずらしく、セクシー系の女優が出てないのも爽やかな要因だと思う。元夫婦がその後もいい関係を築いてるところも、なんだか素敵です。幸せな気持ちになれる、素敵な作品でした!
★★★★☆ 幸せになれる映画
一見ありふれた日常を描いてるようでいて、テンポの良い展開と音楽に、最後まで飽きることはありませんでした。ちょっぴり笑えて、ちょっぴり切なくて……と、楽しめる映画だと思います。ミュージカル要素としての歌や踊りも良かったです。素敵な曲ばかりでした。見終わった後、ほんのり幸せな気分になれる、そんな映画だと思います。
★★☆☆☆ 期待し過ぎた?
薦められて見たのですが、思っていたほどではなく、話が強引に進んで行くのに、誰にも感情移入できないまま終わってしまいました・・・。
作品の詳細
作品名:世界中がアイ・ラヴ・ユー |
原作名:Everyone Says I Love You |
監督:ウディ・アレン |
脚本:ウディ・アレン |
公開:アメリカ 1996年12月6日、日本 1997年10月18日 |
上映時間:101分 |
制作国:アメリカ |
製作費:2000万ドル |
興行収入:900万ドル |
Amazonで探す |
Amazonプライムで視聴する(字幕版) |
Amazonプライム30日間無料体験を試す |
楽天市場で探す |