『ロッキー4/炎の友情』を受け継ぐ因縁のゴングが、いま、鳴り響く!
ストーリー:ロッキー(シルヴェスター・スタローン)のサポートを受け、一人前のボクサーへと成長した亡きアポロの息子、アドニス・クリード(マイケル・B・ジョーダン)。対する相手はドラゴ(ドルフ・ラングレン)の息子、ヴィクター(フロリアン・ムンテアヌ)。ウクライナの過酷な環境から勝ち上がってきた最強の挑戦者だ。アドニスにとっては、父を殺した男の血を引く宿敵となる。アポロVS.ドラゴから、アドニスVS.ヴィクターへ。時代を超えて魂のバトンが手渡される因縁の対決。絶対に見逃すわけにはいかない。世紀のタイトルマッチのゴングが、いま鳴り響く!
出演:シルヴェスター・スタローン、マイケル・B・ジョーダン、テッサ・トンプソン、フィリシア・ラシャド、ドルフ・ラングレン、マイロ・ヴィンティミリア、ブリジット・ニールセン
★★★★★ なんか寂しい
派手さもなく、割と現実ってそんな上手くいかないし、人生の寂しさみたいなのがやけにリアルでした。クリード視点から映画を作れば華やかになるんだろうけど、ロッキー目線だからな。スタローンも現実の厳しさを描きたいんだろうな。子供の頃からロッキーファンで今は40歳です。スタローンが大好きで尊敬してるので、星なんかで評価したくないんですが、正直にいうと、つまんなかった。ドラゴ妻が子供すら見放して席を立つところ、ドラゴが最後に息子と一緒に走ってあげるところ、ロッキーが息子に逢いに行って涙流すところ、大人でも人格者なんて殆どいないし、人間味があって良かった。
★★★★★ 星7位つけたい
ロッキーシリーズはリアルタイムではなく、1を見た位ですが、クリードは設定に興味があって見始めました。1も面白いですが、2も面白い!人間の痛みや、思い等がひしひし伝わってくるからなんでしょうね・・・ドラゴ息子の役者が好きになれないって言ってる人も居ますが、自分はかなりはまり役だと思います。自分を捨てた毒親を見返すためにも(?)頑張ってるドラゴですが、勝敗を分けたのはハート、自分の事を応援してくれる人が居るかどうか、の差だった気がします。これって、本当に人生の縮図というか・・・クリード陣営も素敵ですが、ドラゴ陣営もほぼ主役みたいに描かれてるので、見ててどっちにも勝って欲しいなぁと思わずには居られません。
★★★★★ ドルフ、やればできるじゃないか
ドルフ・ラングレンは、今までの役どころはサイコな殺し屋や人間離れしたスーパーヒーロー等としてB級映画の出演に甘んじていることが多かった。もちろん本人は甘んじているつもりはなく誇りをもって演じているのだろうが。いずれにせよ、感情を表現するのが苦手なのかなと思っていた。それが、こんなに人間味のある役ができるなんて。まさかドルフ・ラングレンに泣かされるとは思わなかった。
★★★★☆ 派手さはないが響く。
ロッキーが主人公だった一連の初期シリーズのような派手な演出は控えめだが、クリードやロッキーをはじめ登場人物たちそれぞれに何かしら背負っているものがあって、過去を引きずり、現在も何かに苦しみながら生きているのが伝わってくる。もちろんドラゴ親子も例外ではなくて、30年前にロッキーと戦って敗れたことが親子に暗く大きい影を落としているところがとても切ない。今回は「主人公側=善」「敵側=悪」というはっきりした構図にはなっていないと思う。そんな中、主要人物の中であえて〝悪役〟と言えるのはニールセン演じるドラゴの元妻だけと言っていい。ただ、出演シーンは少ないが彼女の登場が作品にとってひとつの〝肝〟とも言えるし、作品に大きな意味を持たせている気がする。試合のシーンは相変わらずの大迫力とリアリティで魅せてくれるが、全体としては〝人間ドラマ〟として評価したい作品だと思う。【P.S.】あくまで自分の個人的な趣味嗜好だが、要所でBGMに使われる〝ラップミュージック〟はいただけない。感動的な場面でラップが流れると興ざめするのは私だけ?普通にオーケストラでいいんじゃね?
作品の詳細
作品名:クリード 炎の宿敵 |
原作名:Creed II |
監督:スティーヴン・ケイプル・Jr |
脚本:ジュエル・テイラー、シルヴェスター・スタローン |
公開:アメリカ 2018年11月21日、日本 2019年1月11日 |
上映時間:130分 |
制作国:アメリカ |
製作費:5000万ドル |
興行収入:2億1200万ドル |
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