そう遠くない未来 、心をもつのは人間だけとは限らない・・・
ストーリー:そう遠くない未来のある日。郊外に住むマーティン家に届いた荷物は、父親のリチャード(サム・ニール)が家族のために購入した家事全般ロボット“NDR114″(ロビン・ウィリアムズ)だった。最新鋭の機能を持ちながらも、礼儀正しく、どこかアナログ感も漂わせるこのロボットは“アンドリュー”と名付けられた。アンドリューの主な仕事は、彼が“リトル・スミス”と呼ぶ末娘の子守り。その仕事を通して、いつしか機械が持つはずのない個性 – 感受性や創造性を見せるようになっていく・・・。
出演:ロビン・ウィリアムズ、エンベス・デイヴィッツ、サム・ニール、オリヴァー・プラット、キルステン・ウォーレン、ウェンディ・クルーソン、ジョン・マイケル・ヒギンズ、ブラッドリー・ウィットフォード、スティーヴン・ルート
★★★★★ この世で一番好きな映画。隠れた名作です。
私が人生で一番愛する映画です。偏見や差別と戦い最後は人間として生きたアンドリューを誇りに思います。そして人間誰しも死は訪れるけれど、それは自然の定めであることへのせつなさ。完璧ではないのが人間だということ。当たり前のことを真っ直ぐに教えてくれる物語。ロビンウィリアムズの表情も素敵だし、この映画に出逢えて本当に良かった。
★★★★★ これぞ映画
映画とはこうあって欲しいものです。無駄なコマもなく、説明も極力演技と演出で観客に理解させ、ストーリを途中でほうり投げて観客の想像に任せるのでは無く、しっかりと完結させ、テーマだけをしっかり伝えてきます。アイザック・アシモフの考えていた世界が見えてきそうな映画です。特撮も、これ見よがしで押し付ける様な事なく、自然に映画の世界に溶け込んでいます。何よりも、ロビン・ウィリアムズの演技が最高。描かれ過ぎいてラストが始まって直ぐに分かってしまうのですが、それでも尚最後まで観たくなる。要ハンカチな映画。若い時に観た時も感動はしたのですが、歳を重ね身近に死を何度も感じてから観ると、涙が多く出て止まらなくなる。そんな映画です。
★★★★★ 人とは?魂とは?命とは?素晴らしい映画。
素晴らしい映画です。映画館で観た時。時間を忘れて、気がつけばセリーヌ・ディオンのエンディング曲が流れていました。静かにひとすじの涙が流れたのを覚えています。名優故ロビン・ウィリアムスさん。大好きです。彼は自ら命を絶ちましたが、多くの作品では命の素晴らしさを表現してくれました。演者としての彼こそは、スクリーンの中。人々の記憶の中にいつまでも生き続けてほしい。ご冥福をお祈りします。
★★★★☆ ロビン・ウィリアムズが好演
家事専用ロボットのアンドリュー(ロビン・ウィリアムズ)は家庭に入り、いろんな経験をするうちに人間的感情を持つようになり、やがて人間でありたいと願うようになり、自分の生死についてまで考えるようになります。実際にはあり得ないファンタジーですが、観ているうちに人間とロボットの区別がつかなくなるような、不思議な感覚を覚えました。悲喜こもごもとした味を出すのを得意としているロビン・ウィリアムズははまり役で、いい演技をしていると思いました。自分の生や死についても考えさせられます。
★★★☆☆ おむすび
基本的にはユーモラスかつ、ユニークな家族的映画で、どなたでも楽しめるかと思います。しかし、長編小説版が好きだった私にとっては納得のいかなかった点がいくつか。主人公の究極的な目的は、愛する女性と結婚することではありませんでした。徹頭徹尾、人間になることで、女性と結婚する権利を求める為に人間になりたかったわけではありません。本来のゴールがズレてしまっています。映画版は、結婚して終わってしまいましたが、小説版は違うさらに奥深い展開をしますし、他に魅力的なキャラクターが出てきます。もし機会があれば一読されることで、本作はさらに楽しめることでしょう。
作品の詳細
作品名:アンドリューNDR114 |
原作名:Bicentennial Man |
監督:クリス・コロンバス |
脚本:ニコラス・カザン |
原作:アイザック・アシモフ『バイセンテニアル・マン』 |
公開:アメリカ 1999年12月17日、日本 2000年5月13日 |
上映時間:132分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1億ドル |
興行収入:8700万ドル |
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