ドラマ

シークレット・パラダイス

天才画家ゴーギャンの遺作に秘められた謎に迫る異色のサスペンス

ストーリー:株の仲買人として成功したゴーギャン(キーファー・サザーランド)は妻子達と幸せに暮らしていた。美術品や絵画に興味を持っていた彼は、ある事をきっかけに画家に転身する。劇的な変化を遂げたゴーギャンを理解できない社交界の人々や、家族も彼の周りから離れて行った。自身の才能を信じたゴーギャンは全てを棄て“奇跡の楽園”タヒチに渡った。しかし、そこで彼は受け入れ難い“真実”を知ってしまう。苦悩の末、ゴーギャンは全身全霊を込めて、生涯の最高傑作と呼ばれる『我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか』を描くのであった・・・。

出演:キーファー・サザーランド、ナスターシャ・キンスキー、アラン・アームストロング、クリス・ヘイウッド、ニコラス・ホープ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ もっと長く、詳しく。

ポール・ゴーギャンの事は詳しくはないので、観る前に調べてみました。そして、見終わった感想は…もっと長くても良いのでゴーギャンの一生を描いて欲しかった。

★★★☆☆ サスペンスではないです

どうもキーファー・サザーランドのDVDを売り出す時は、アクション&サスペンスにされる事が多いような気がします。サスペンスではありませんしアクションもありませんので、その辺りを期待しない方がいいです。画家ゴーギャンが有名な「タヒチの女」をどんなインスピレーションや体験で描いたのかという内面的な葛藤を描いています。まるで絵のような美しい映像と、キーファーが得意な内面的な演技が光っています。

★★☆☆☆ ミスキャストの上に脚本がよくない

『三銃士』の頃からキーファーのファンなので、迷わず見てみましたが、まず脚本が史実に基づいていなさ過ぎです。有名な南仏でのゴッホとの壮絶な共同生活の話も飛ばされていましたし、アメリカ映画的な「なんとなく楽園でハッピーエンド」を匂わせる終わり方をしているため、最後に差し掛かるほどこの映画が何を言いたいのかが分からなくなっています。生きている間は売れず、晩年にも苦労を重ねて自殺未遂まで追い込まれたゴーギャンですが、その辺がまったく描かれていません。

作品の詳細

作品名:シークレット・パラダイス
原作名:Paradise Found
監督:マリオ・アンドレアッシオ
脚本:ジョン・ゴールドスミス
公開:オーストラリア 2003年3月3日、日本 劇場未公開
上映時間:90分
制作国:アメリカ、イギリス、オーストラリア、フランス、ドイツ
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