ドラマ

イングリッド-ネットストーカーの女

ただ友達になりたいだけなのに

SNS依存者の狂気と執念! これが真の恐怖・・・

ストーリー:友人の結婚式に呼ばれないことに腹を立て、披露宴に乱入したイングリッド(オーブリー・プラザ )。その事から施設に入れられる。退所後、禁止されていたSNSで華やかな生活を送っていたテイラー(エリザベス・オルセン)を見つけ、彼女のファンに。イングリッドはテイラーと友達になる為に彼女の居る西へ向かうが、それはストーキングの始まりであった・・・。

出演:オーブリー・プラザ、エリザベス・オルセン、オシェア・ジャクソン・Jr、ワイアット・ラッセル、ビリー・マグヌッセン。ポム・クレメンティーフ、メレディス・ハーグナー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ #私はイングリッド

主人公のイングリッドの狂い様がとてもいい演技で楽しめました。ストーカー先のテイラーも頭にインスタしかないようなアホだったのでそこも面白かったです。ただ終盤急ぎ足で回収してない伏線も多々あったのが残念です。この映画は現代社会の闇を彷彿させていて、それでいてインスタに熱中する若者を皮肉っているような映画でした。

★★★☆☆ 虚栄心が強いSNSユーザーと、承認欲求を満たされたい日常を持たない人々

NSに昔ハマっていたので、こういう虚栄心が強い人達ややたら承認欲求が高い人たちをよく見ていた。自分に”いいね”が欲しくてフォローしまくり、滅多に行かないレストランでの写真をさも日常のようにアップしたり、いいねや💛を押しまくる。こんな非経済的なエコシステムが出来て久しいが、インスタグラムの登場でそのざわつきも頂点に達した感がある。そんな虚構と意味のない相互扶助的なSNSから抜け出せない女性を描いている。実際この物語にあるような、フォローしている相手をストーキングしたり、政治信条が合わない相手を徹底的に粘着してこき下ろしたりは頻繁に起きており、実際に笑えないお話しではある。主演女優がその特徴を踏まえた演技で、ネットストーカーの怖さを上手く描き出している。

作品の詳細

作品名:イングリッド -ネットストーカーの女
原作名:Ingrid Goes West
監督:マット・スパイサー
脚本:デヴィッド・ブランソン・スミス
公開:2017年1月20日
上映時間:97分
制作国:アメリカ
興行収入:320万
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