ドラマ

ひと月の夏

美しい英国の自然を背景に、心に深い傷を負った男が、ひと夏の間にたどる「再生の旅路」を情感豊かに綴る

ストーリー:1920年夏、ヨークシャー。教会の壁画を修復するためにロンドンから招かれたバーキン(コリン・ファース)は、自分と同じように第一次大戦の後遺症に悩まされるムーン(ケネス・ブラナー)と出会う。二人は、戦場での忌々しい記憶のフラッシュバックに悩まされながらも、美しい田園風景と、温かい地元の人々との交流を通じて、しだいに人生への希望を取り戻し始める。やがて、ひと月の夏は過ぎて行き・・・。

出演:コリン・ファース、ケネス・ブラナー、パット・オコナー、ジム・カーター、ナターシャ・リチャードソン、パトリック・マラハイド、ヴィッキ・アランデール、アイリーン・オブライエン、リチャード・ヴァーノン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ コリンファースファン必見!主役デビュー作

コリン・ファースの全力投球の演技は本当に初々しく!才能の片鱗はすでに容姿のみではないことを証明。過酷な戦場でのトラウマから言語障害になった壁画修復工。壁画修復にやってきたある教会でのひと夏の出来事−出会った牧師の妻への愛は秘められているからこそ激しく、そのひとから贈られた白バラは本の間で押し花となった。彼女へのプラトニックな愛、美しく清らかな田園風景、教会、出会った人々の温かで素朴な人情、純真な子どもたち、同じトラウマに青年との交流を通じて、彼の過酷な戦場で傷ついた心は徐々に癒されていく。また少しずつ姿を表していく壁画とそれにまつわる言い伝えはちょっぴりミステリー、壁画の再生と青年の再生が重なりあい、更には戦場でのトラウマに苦しむ青年達を描くことで戦争の悲惨さも表現しているのではとか、田園の映像も限りなく美しく、何度繰り返し見てもそのたびにいろいろな発見のある心打たれる作品です。

★★★★☆ なんだかまた見たくなる作品

原作を読みましたが、ほぼ忠実な映画でした。コリン演じる主人公のアリスキーチへの思いが少し原作のほうが強かったかなと感じました。それぞれに秘めた思いが、静かに感じられる作品です。静かな分現実味があり、それぞれの登場人物への想像をかきたてられます。

作品の詳細

作品名:ひと月の夏
原作名:A Month in the Country
監督:パット・オコナー
脚本:サイモン・グレイ
公開:アメリカ 1987年9月27日
上映時間:96分
制作国:イギリス
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