ドラマ

ロッキー・ザ・ファイナル

伝説の『ロッキー』シリーズ、真の最終章=ファイナルを飾る入魂の一作

シリーズ6作目にあたる本作は「このシリーズをずっと応援し、愛してくれた人々は、ロッキーの人生の最終章にきっと満足してくれると思う」とスタローンが語る通り、映画史に残る伝説のヒーローにふさわしい劇的なフィナーレを実現させている。

ストーリー:かつてボクシング界の栄光の階段をのぼりつめたロッキー・バルボア。しかしリングを去った彼は、愛する妻に先立たれ、息子に敬遠され、地元フィアデルフィアで一人孤独に、現役時代の昔話を語って聞かせる日々を送っていた。そんな中、心の喪失感をぬぐうため再びボクシングを始めることを決意する。すると、ある番組がきっかけで現役ヘビー級チャンピオンとのエキシビション・マッチが企画された。ロッキーは最後の夢に向かい猛トレーニングを積み、遂に大観衆が詰め掛けたリングへと上がっていく・・・。

出演:シルヴェスター・スタローン、マイロ・ヴィンティミリア、バート・ヤング、トニー・バートン、アントニオ・ターバー、ジェラルディン・ヒューズ、ペドロ・ラヴェル

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 良い

ボクサーの競技人生は短い。しかしボクシングに打ち込んだ人ならわかると思うが、引退してもまたリングに立ちたいと思う。そしてボクサーのほとんどはそんな幻想を抱きながら長い長い人生を生きていく。しかしロッキーはもう一度立ち上がる。純粋にまたボクシングがしたいと。何かにもう一度チャレンジしようと思っている方は是非見てほしい映画です。

★★★★★ 脚本、監督、スタローンってマジかよ(汗)

「自分を信じなきゃ人生じゃない」。みっともないからその年で復帰戦なんて辞めてくれ、そう言う息子に返したロッキーの言葉です。それまで実社会で苦闘する息子にひたすら優しい目線を送っていたロッキーが初めて激しい言葉で逆に息子に、「負け犬になるな」、と詰め寄ります。全編にわたって、ロッキーの円熟した年のとり方が描かれながら、人間としてのプライド、尊厳に対しては、全存在を賭けて闘う、というシリーズコンセプトが結実していて、ロッキーという映画が本当に描きたかった世界って、コレだったんだなあ、とこのシリーズ全体を見直してしまいました。いつもながらチャンピオン相手にロッキーが健闘してしまうプロットの無理っぽさを差し引いても、シリーズナンバーワンの出来です。
これまではドラゴの出るやつが一番だったけどね。

★★★★★ 世の中の法則のひとつ

ロッキー自体、今作がはじめて。でも、とても熱くなった。法則のひとつだが。何かを始めたとき、それがいわゆる常識というやつの外にあると、世間は笑う。でも本人がその気になってガシガシやっていると、次第に周りもマジになって応援してくれるようになる。起業したときなんかそうではないだろうか?そんなことをわかりやすく教えてくれたこの映画に感謝!!

★★★★★ 情熱が戻ってくる…

ロッキーシリーズに一度でも触れたことがあるのならば、必見の作品でしょう!年月を経ても、夢を描き続けるロッキーの姿に勇気付けられるはずです。(私も仕事が上手くいかないときに劇場でこの映画を見て、勇気をもらいました)リアルタイムでロッキーに触れた世代ではありませんが、ロッキーの想いがこんな若造の胸にも迫ってきました。むしろロッキーより若い世代に伝わるものが大きいかもしれません。ボクシング王者ディクソンが、試合を通して教えられたように…映画自体は今時珍しいほどシンプルで潔く、無駄が全くありません。上映時間も1時間40分とスマートです。でもその時間に、ロッキー(=スタローン)の熱い気持ちが凝縮されています。年代を超えて、多くの人の心を動かす作品です。

★★★★★ ありがとう、スタローン

ロッキーというボクサーの最後を見事に描ききってくれた。と、いうかこれ以上ないほどの、正にに有終の美(美学)を飾ったと言えるだろう。間のシリーズの賛否は、これまでも散々言われてきたが、この完結を導く為の、序章だったと考えれば全て合点がいく。(気がする)登場する人物に悪役など一人もいない。老いも若きも、皆それぞれの立場に悩みを抱え、必死にもがいている。それを救うのは、ロッキーの愚直なまでのチャレンジ精神、【心が歳をとる事はないんだ】この一言が、全てといえるだろう。中年以上の疲れ気味の、お父さん!!。心奥底のくすぶっている物に、もう一度向き合ってみてはいかがですか?。長い間、忘れていた熱い物(気持ち)に是非、心震わせて下さい。

作品の詳細

作品名:ロッキー・ザ・ファイナル
原作名:Rocky Balboa
監督:シルヴェスター・スタローン
脚本:シルヴェスター・スタローン
公開:アメリカ 2006年12月20日、日本  2007年4月20日
上映時間:103分
制作国:アメリカ
製作費:2400万ドル
興行収入:1億5500万ドル
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