人命救助のために死と隣り合わせの任務を遂行する、アメリカ沿岸警備隊の男たちを描いた「命のドラマ」
ストーリー:人命救助に全てを捧げ数百人もの命を救ってきたベン(ケビン・コスナー)は、アメリカ沿岸警備隊に所属し、数々の栄誉ある勲章に輝く伝説のレスキュー・スイマー。しかし、ある日大切な相棒の死を目の当たりにし、心と身体に深い傷を負い、現場の第一線から退くことを余儀なくされる。その後、ベンはレスキュー・スイマーを目指す者達の聖地と言われる<Aスクール>の教官として赴任する事になる。そこで、天賦の才能を持つ訓練生・ジェイク(アシュトン・カッチャー)と出会い、無限の可能性を秘めた彼を見守りながら、生きる意義を見いだしていくベン。やがて2人は、過酷な訓練を通じ、衝突を繰り返しながらも父と子にも似た固い絆で結ばれていった。見事難関を突破し<Aスクール>を巣立ったジェイクだったが、ある任務で転覆した漁船の中にただ一人閉じ込められてしまう。今、救助に向かえるのはベンしかいない!彼は荒れ狂う海の中を最後のレスキューに出動したのだった・・・。
出演:ケビン・コスナー、アシュトン・カッチャー、ニール・マクドノー、セーラ・ウォード、ブライアン・ジェラティ、クランシー・ブラウン、ジョン・ハード、オマリ・ハードウィック、ボニー・ブラムレット
★★★★★ 伝説の男
最高に感動する映画です。殺人や自殺が多い世の中で、反対に人の命を救う人達がいる。私達はもっとその存在を見て、感謝しなくてはいけないと思いました。ラストの救助のシーンは涙が止まりません。何度も見たい素晴らしい映画です。
★★★★★ この映画に出会えて良かった。
こんなに映画、役者という事を忘れてのめり込んだ作品が今まであっただろうか。それだけこのストーリーに魅力を感じました。海の底知れない恐怖の中に立ち向かう男達。その帰りを信じて待つ妻や家族。一見ありきたりで想像のつくストーリーかもしれませんが、答えが出ない普遍的なテーマだからこそ人の心に訴えてくる何かがある様な気がします。嘘みたいな厳しい訓練を積んで奇跡の様な現実を起こしている人が実際にこの仕事をしているのだから、人間って凄いなと改めて強く思いました。この作品はそんなメッセージを伝えてくれている様で素晴らしいと感じました。エンディングロールですら強いメッセージを放っている。カメラワークから演出、効果まで映画としては最高の出来だと思いますよ。感動しながらも監督、キャスト、スタッフの情熱、工夫がビシビシ感じられました。夢中になりながら見ても効果のイメージが伝わって来るんだから冷静に見たらすごいだろうな…。兎に角、強いこだわりを感じる映画です。是非、おすすめしたいです。
★★★★★ 胸が熱くなる!
ストーリーはわりと平凡で、あっと驚くどんでん返しもなく、ラストの展開も何となく読めてしまう、海難レスキューが題材のありきたりなヒューマンドラマです。しかし、感動を誘う場面ではきっちりと感動でき、胸が気持ち良く熱くなり、鑑賞後の満足度はかなり高かったです。 この映画の魅力は、主演の二人によるものが大きいでしょう。初老にさしかかったケビン・コスナーのいぶし銀のような演技と、若手のアシュトン・カッチャーの爽やかな演技が、絶妙なケミストリーを生んでいたように思います。 名救命士としての輝かしい記録を持つ、寡黙なコスナーと、心に傷を持った勝ち気で野心家の若者のカッチャー。この二人が最初は反目しあいながらも次第に強い子弟愛で結ばれていく様には、スリルを感じたり、しんみりさせられたり。コスナーの指導によって救命士としても、人間としても成長してゆくカッチャー。そしてカッチャーを育てることで、いつのまにか自らの孤独も癒されていくコスナー。いつしかカッチャーはコスナーの秘蔵っ子となり、立派に独り立ちします。そこでお話がメデタシメデタシで終わらなかったのは予想どおりでしたが…。 ケビン・コスナーはまだまだ健在!です。アンタッチャブルやボディガードで、若き日のケビンの格好良さにノックアウトされた経験のある方は必見!の映画です。また、バタフライ・エフェクトでカッチャーの魅力に取り付かれた方も、また一味違ったマッチョなカッチャーの魅力を堪能できますよ。海難ものの迫力ある映像のお好きな方も、スポ根ものに目のない方もぜひどうぞ。
★★★★☆ ジーンとくる映画です。
世代交代、引き際、自責の念と戦う男。その葛藤が鮮やかに描かれています。でも主人公、さすがはプロフェッショナルです。やる時はやるんだなあ。最後はジーンときてしまいました。なかなか良い映画です!
作品の詳細
作品名:守護神 |
原作名:The Guardian |
監督:アンドリュー・デイヴィス |
脚本:ロン・L・ブリンカーホフ |
公開:アメリカ 2006年9月29日、日本 2007年2月10日 |
上映時間:139分 |
制作国:アメリカ |
製作費:5500万ドル |
興行収入:9400万ドル |
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