ドラマ

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー

孤独のなかで言葉があふれ出す

全世界累計6500万部突破、世界中の若者に衝撃を与え、愛され、無数のフォロワーを生み出してきた20世紀のベストセラー「ライ麦畑でつかまえて」。この伝説を生んだ作者J. D. サリンジャーの謎に包まれた生涯とは?生前は本人の意思によって語ることが一切許されなかった作家の謎に満ちた半生と名作誕生前夜の真実が、ついに明かされる。

ストーリー:1939年の華やかなニューヨーク。作家を志す20歳のサリンジャー(ニコラス・ホルト)は編集者バーネットのアドバイスのもと短編を書き始め、その一方で劇作家ユージン・オニールの娘ウーナ(ゾーイ・ドゥイッチ)と恋に落ち、青春を謳歌していた。だが第二次大戦勃発とともに入隊し、戦争の最前線での地獄を経験することになる。終戦後、苦しみながら完成させた初長編小説「ライ麦畑でつかまえて」は発売と同時にベストセラーとなり、サリンジャーは一躍天才作家としてスターダムに押し上げられた。しかし彼は次第に世間の狂騒に背
を向けるようになる・・・。

出演:ニコラス・ホルト、ゾーイ・ドゥイッチ、ケヴィン・スペイシー、サラ・ポールソン、ブライアン・ダーシー・ジェームズ、ヴィクター・ガーバー、ホープ・デイヴィス、ルーシー・ボイントン、ジェームズ・アーバニアク、アダム・ブッシュ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 人嫌いでも人との出会いが重要であったように思える

ライ麦とナインストーリーズは高校生の時に読んで強く印象に残っている作品です。ペーパーバックも買って読みました。サリンジャーが取材嫌いで隠遁生活をしているのは知っていましたが、第二次大戦との関わりなどは知らなかったので勉強になりました。基本的に人付き合いが苦手で人嫌いだったようですが、ケビン・スペイシー演じるコロンビア大学の教授との出会いや影響は大きかったと思います。

★★★★★ サリンジャーへの敬意にあふれた作品で面白い

作家としてのサリンジャーの姿が描かれていて面白い。けれんみのない、悪意のない脚本で、監督ら制作陣のサリンジャーへの敬意も現れていて、良心的な作品。編集者の力を知ることもできる。★5つは文句なしだろう。

★★★★☆  戦争が遺した爪痕

20世紀米国を代表する作家、JDサリンジャーを描いたドラマ。「ライ麦畑でつかまえて」誕生もしっかり描かれてます。この映画で初めて知ったのは、第二次世界大戦が彼に遺したもの。ヨーロッパの最前線で激烈な経験をし、心に大きな傷を負っていたとは。学生時代ひと通り作品を読んだが、恥ずかしながらそのような背景を想像することができなかった。繊細なサリンジャーの内面をニコラス・ホルトはよく演じています。また小説が読みたくなりました。

作品の詳細

作品名:ライ麦畑の反逆児/ひとりぼっちのサリンジャー
原作名:Rebel in the Rye
監督:ダニー・ストロング
脚本:ダニー・ストロング
公開:アメリカ 2017年9月8日、日本 2019年1月18日
上映時間:106分
制作国:アメリカ
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