ドラマ

ザ・ペーパー

『ビューティフル・マインド』のロン・ハワード監督が、新聞社を舞台に繰り広げるヒューマン・ドラマ

ストーリー:人生には、全ての出来事がある1日に集中することもある。まさにそんなある日。ニューヨークのタブロイド誌の中堅編集員ヘンリー・ハケット(マイケル・キートン)は重大な決断を迫られていた。一方で、彼の臨月の妻(マリサ・トメイ)は今にも出産という緊迫した状態。彼の上司の編集局長(グレン・クローズ)も人生の転機を迎えていて、編集長(ロバート・デュバル)は重い病気にかかっていることを知る。彼らはそれぞれの問題を抱えながらもスクープを追いかけていた。二人の無実の少年を救えるのは、彼らの新聞の見出しにかかっていたのだ。時が刻まれていくにつれテンションは高まり、彼らは彼ら自身の一生を左右しかねない大混乱の中にいた!!

出演:マイケル・キートン、マリサ・トメイ、グレン・クローズ、ランディ・クエイド、ロバート・デュヴァル、ジェイソン・ロバーズ、ジェイソン・アレクサンダー、キャサリン・オハラ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 昔みて大好きだった作品

ある24時間の新聞社の人々の群集劇です。せわしなく交わされる大量の会話の中に過去や人間関係が含まれていて、ドラマのERとかみたいな感じ。当時はとても新鮮に感じ、なんで有名にならないのかと思っていました。今みても徐々に盛り上がってくる感じが上手くて良い映画と思います。『バードマン』で再度復活しつつあるマイケル・キートンが主演なので見直されたいいのにって思ってます。

★★★★★ 新聞社をリアルに、ユーモラスに

ニューヨークのタブロイド紙でメトロ担当編集者(日本で言えば社会部デスク)の一日を描いている。朝、いきなり他紙に「抜かれ」、「特オチ」したところから始まる。そうした新聞記者の日常、喜怒哀楽がすべてリアルに描かれている。リアルであるが故に滑稽で、報道関係者であれば「そうそう」と共感してしまう部分が多い。

★★★★☆ 隠れた名作

ロン・ハワード監督の作品としては地味で余り知られていない部類だと思いますが、一度見て以来なかなか気に入っています。新聞社の1日を通して記者達の人間群像をユーモラスかつ感動的に描いています。ライバル記者との対立・殺人事件の真相・家族の問題・・とさまざまな話がからみあいながら次第にクライマックスの1点に向かって収束していく。造りとしてはオーソドックスの極み、これといって派手な所もありませんが、安心して観ていられて、しかも作品のレベルは一定以上キープしているところが、古き良き時代のアメリカ映画の職人芸を思わせます。日々仕事に追われて何が何やら判らなくなっているアナタ、家庭に入ったはいいけど世間から取り残されていると悩んでいるアナタ、きっと画面から目が離せないでしょう。しかし、タイトルはちょっと地味すぎますね。というか、「ペーパー」じゃ何のことか判らんような気がしますが・・・。

作品の詳細

作品名:ザ・ペーパー
原作名:The Paper
監督:ロン・ハワード
脚本:デヴィッド・コープ、スティーヴン・コープ
公開:アメリカ 1994年3月18日、日本 1995年5月20日
上映時間:112分
制作国:アメリカ
興行収入:4800万ドル
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