本当の正義とは何か
ストーリー:大病院の医療ミスを争点にした事件で、被害者の女性の家族は、かつて凄腕だったが今やすっかり評判を落としてしまった弁護士フランク(ポール・ニューマン)に仕事を依頼する。最初は示談で済むかに見えた訴訟だが、植物状態にされた被害者を見ているうちにフランクは法廷の場で病院の非を明らかにしようと決意する。やがて法廷が開かれるが、病院側の弁護団はあの手この手で原告側の証人を次々に懐柔していき、フランクは劣勢に立たされてしまうが・・・。
出演:ポール・ニューマン、シャーロット・ランプリング、ジャック・ウォーデン、ジェームズ・メイスン、ミロ・オーシャ、リンゼイ・クローズ、ジュリー・ボヴァッソ、ロクサーヌ・ハート、ジェームズ・ハンディ、ジョー・セネカ
★★★★★ 裁判専門家を超える評決
裁判官や検事や弁護士の枠を超える「陪審員制度」がアメリカを前進させてきたことがよくわかる映画です。変わりうるということが期待できるのが、見終わった余韻として楽しい。それに反し、日本の「裁判員制度」が今までの制度の中の掌の上でいじくっているに過ぎない、ということを教えてくれている。制度が日本とは大違いであること、同時に、人の世の希望を感じさせてくれるいい映画です。ポール・ニューマンが渋くていい。
★★★★☆ 社会に希望を与える
もう何度も見ていて、今回は何年振りかで見ました。骨組みがしっかりしている、社会に希望を持たせる映画になっているので、観た後爽やかな気持ちが残ります。若いころはあまり考えもしませんでしたが、テレビもそうですが、映画も社会大衆の心に影響を残していく、育てていくものだと、思うようになりました。いつまでも残りそうないい映画です。
作品の詳細
作品名:評決 |
原作名:The Verdict |
監督:シドニー・ルメット |
脚本:デヴィッド・マメット |
公開:アメリカ 1982年12月8日、日本 1983年3月19日 |
上映時間:129分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1600万ドル |
興行収入:5400万ドル |
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