ある殺人事件をきっかけに10人の男女が交錯しながら織り成す2日間の物語を、独特のユーモア感覚で描く群像サスペンス
ストーリー:冷血漢の殺し屋リー(ジェームズ・スペイダー)とパートナーとして彼に雇われた元殺し屋のダズモ(ダニー・アイエロ)。2人は標的である依頼人ベッキーの前夫を殺害する。仕事を終えた早朝、リーは相棒のダズモひとりに罪をなすり付けるため、彼に向けて銃弾を撃ち込むのだった。ところが、ダズモは防弾チョッキのおかげで一命を取り留め、美術ディーラーのアラン(グレッグ・クラットウェル)の邸宅に逃げ込む。そこへアランの異母姉が、墓地で出会った自殺志願の映画監督を連れて帰る。偶然同じ場所に集まった見知らぬ彼らの間には、予期せぬ関係が生まれようとしていた・・・。
出演:ダニー・アイエロ、グレッグ・クラットウェル、ジェフ・ダニエルズ、テリー・ハッチャー、グレン・ヘドリー、ピーター・ホートン、マーシャ・メイソン、ポール・マザースキー、ジェームズ・スペイダー、エリック・ストルツ、シャーリーズ・セロン、キース・キャラダイン、ルイーズ・フレッチャー
★★★★★ スペイダー素敵ですね
法廷ドラマのアランとは別人みたいなジェームズ・スペイダーに感激です!彼の映画作品の中ではダントツに好きですね。時計を持ちながらの犯行シーンでは彼のクールぶりがかっこよくてしびれます!そして若くてぴちぴちなシャーリーズ・セロンも出てましたが彼女もものすごくキレイでしびれます。
★★★★☆ 丁寧さが光る一本
主人公は出てる人全員。そう言ってもいいくらいに、それぞれの俳優が良い味を出しています。脚本家でもある監督のジョン・ハーツフェルドのこだわり、出演者への愛情が出ていると言ってもいいんじゃないでしょうか。ですので、いわゆる”脇役”は全くいません。前半はランダムに様々な人の人生の断片を映し出していきながら(この時点では??な感じ)、しかしそれが中盤に差し掛かったころから一気に一本の線へと繋がっていきます。冷酷な殺人事件ものでありながら、どこか温かく、どこか悲しく、そしてなぜか楽しい。リアリズムを感じながら、またエンターテイメントとの作品として、お薦めできる一本だと思います。
作品の詳細
作品名:2 days トゥー・デイズ |
原作名:2 Days in the Valley |
監督:ジョン・ハーツフェルド |
脚本:ジョン・ハーツフェルド |
公開:アメリカ 1996年9月27日、日本 1998年2月14日 |
上映時間:104分 |
制作国:アメリカ |
Amazonで探す |
Amazonプライム30日間無料体験を試す |