飛べ! 生き延びろ! 輸送機墜落。砂漠のど真ん中でたった一つのチャンスに賭ける10人の運命
ストーリー:それは、毎度お決まりの無難な仕事のはずだった。貨物飛行機の操縦士フランク(デニス・クエイド)は、閉鎖された石油採掘所のスタッフと廃材を運ぶため、ゴビ砂漠上空を飛行していた。が、突如発生した巨大な砂嵐により、アンテナと左翼エンジンが損傷、やむなく砂漠のど真ん中に不時着する。着陸のショックで激しいダメージを受けた機体はもはや離陸不可能、外部からの救援を待つしかなかった。しかし、コスト削減のため採掘所を閉鎖した本社が、彼らの捜索部隊に予算を費やすとは考えにくかった。奇しくも時期は7月、ゴビ砂漠が1年のうち最も暑い季節であった。苛酷な環境、残り少なくなっていく物資、そして砂漠に群生する武装集団による襲撃・・・数々の困難に直面しながら、彼らは生き延びるために残された唯一の道を辿ることになる。まさに“不可能”としか思えない道、それは、機体の残骸から新しい飛行機を造り、この砂漠を脱出することだった・・・。
出演:デニス・クエイド、ジョバンニ・リビシ、タイリース・ギブソン、ミランダ・オットー、ヒュー・ローリー、ジャレッド・パダレッキ、スコット・マイケル・キャンベル、ジェイコブ・バルガス、ステッキー・フィンガス
★★★★★ 想像以上に楽しめた
予告で面白そうだったので、借りたのですが、予想以上に面白かったです。最後のオチは、大体予想はついていながら、それまでに行き着く展開にドキドキして見ていて飽きませんでした。ちょっと落ち込んだ気分の時に見ると元気の出る作品です。最初は仲間割れをしていても、最終的には結束が固まって一致団結しているところとか、凄く良かったです。やっぱりこういう究極な場面の人間関係は、一人でも多く協力し合った方がいいんだなと思いました。最後には、やってくれたなっていう爽快感がスッとして、ストレス発散できた映画です。見終えた後気分が明るくなったのはとても高評価です。おすすめです。
★★★★☆
個人的にはオルドリッチ監督の前作の方が好みです。「十二人の怒れる男」「ダイヤルMを廻せ」「探偵スルース」などもそうだが、こういう舞台も登場人物も限定された舞台劇のような作品は、ディティールまで細心の注意をはらった緻密な筋立てと、逆にそれにしぼった抑制の効いた演出が命。よけいなアクションや不用意な小道具はその均衡を台無しにしてしまいかねない。本作についていえば、女性の登場人物と盗賊は必然性ないとおもえるのだが・・・。
★★☆☆☆ アルドリッチ作品への冒涜ですか?
リメイクする事には異論はありませんし、オリジナルの旧作どおりに映画化をすれば良いとも思いません。
しかし、この映画で酷いと思うのはメンバーに女性を入れてしまった事、メンバーに悲壮感が感じられず無駄な体力を消耗していることです。
予想よりは酷い作品じゃありませんでしたが、もう少しなんとかして欲しかったというのが正直なところです。
作品の詳細
作品名:フライト・オブ・フェニックス |
原作名:Flight of the Phoenix |
監督:ジョン・ムーア |
脚本:スコット・フランク、エドワード・バーンズ |
公開:アメリカ 2004年12月17日、日本 2005年4月9日 |
上映時間:115分 |
制作国:アメリカ |
製作費:4500万ドル |
興行収入:3400万ドル |
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