ドラマ

ロード・トゥ・パーディション

『ゴッドファーザー』を思わせる、壮絶なマフィア・アクション巨編! 

ストーリー:時は1931年、大恐慌の真っ只中のアメリカ。アイルランド系ギャングの殺し屋マイケル・サリヴァンは、父親のような存在のルーニーの片腕として働いていた。しかし、12歳の長男がルーニーの息子の殺しの現場を目撃したことから、妻と次男が殺害される。生き残った父と息子は復讐と救済を求めてシカゴに旅立つが、ルーニーは実の息子の犯した罪に気付きながらも、残虐な殺し屋マグワイアに後を追わせる。凍てつく冬から緑萌える春に移ろう季節。パーディション(地獄)という名の町を目指す苦難の旅で、強い絆が生まれ始めたふたりの行く道に待つものとは・・・。

出演:トム・ハンクス、ポール・ニューマン、ジュード・ロウ、タイラー・ホークリン、リアム・エイケン、ダニエル・クレイグ、ジェニファー・ジェイソン・リー、キアラン・ハインズ、スタンリー・トゥッチ、ディラン・ベイカー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ サム・メンデス監督の極上手腕が堪能できる秀作です!

物語を出来る限りシンプルにまとめながら、とても味わい深い余韻を堪能させてくれる。誰しもに広く門を開き夢中にさせてくれる、そんな最も高い技術を要する制作を、見事に具現化してくれた逸作だと思います。まず何よりも、カメラワークを筆頭に、音楽、脚本、ロケーション、そして編集と、ありとあらゆるすべての技術面が超一級です。むしろ、あまりにも美しすぎてしまうがために、通りすぎてしまう方がいらっしゃるのかもしれません。

★★★★☆ こういうのもアリ

ギャング映画というと、だましあい、撃ち合い、敵を殺し、愛する者が殺されていく中で、生きていくことの切なさ、苦しさが描かれる。というのが定番で、私の好きなパターンだが、この映画ではその表面的な派手さは抑え、その切なさがクローズアップされている。私たちの住む世界のルールも理不尽なことだらけだが、彼らのつくるルールも理不尽なことだらけ。彼らのように太く短く生きても、健康を気遣い、理不尽だと知りつつ世のルールを守って長生きしても、切ないなぁ~、と思ってしまう映画でした。こういうギャング映画もアリだと思いました。

作品の詳細

作品名:ロード・トゥー・パーディション
原作名:Road to Perdition
監督:サム・メンデス
脚本:デイヴィッド・セルフ
原作:マックス・アラン・コリンズ、リチャード・ピアース・レイナー
公開:アメリカ 2002年7月12日、日本 2002年10月5日
上映時間:119分
製作国:アメリカ
制作費:8000万ドル
興行収入::1億8100万ドル
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