ドラマ

バガー・ヴァンスの伝説

1大自然を背景に、傷ついた心を癒し、辛い過去と決別する人間の姿を繊細かつ力強いタッチで描き出す

ストーリー:1931年、南部ジョージア州のサヴァンナ。天才ゴルファーと言われながら 、戦争体験のせいでゴルフも恋人アデール(シャーリーズ・セロン)も捨てて隠遁生活を送っていたジュナ(マット・デイモン)は、アデールが企画したゴルフ・マッチに引きずり出される。そして、彼の前に現れたのがバガー・ヴァンス(ウィル・スミス)と名乗る不思議な男。彼はジュナに”失っていたスイング”を取り戻させる・・・。

出演:ウィル・スミス、マット・デイモン、シャーリーズ・セロン、ブルース・マッギル、ジョエル・グレッチ、レイン・スミス、J・マイケル・モンクリーフ、ジャック・レモン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ ゴルファーの真髄を極めた作品

長年ゴルフをしていますが、この映画を見るたびにゴルフの本質を考えさせられます。

★★★★★ 私はゴルフを知りませんが観て良かった

心に響く映画で、余韻の素晴らしい映画です。こうして感想を書いている間も『あぁ、良い映画を観たなぁ』と感慨に浸っています。ちなみにゴルフ大好きな私の相方も、「ゴルフは人生の縮図、ゴルフのことをちゃんと描けている。」と言って、心がすっきりしたような表情をしていました。・・・ゴルフ楽しそうだなぁ。

★★★★☆ ゴルフ嫌いでも観る価値十分あり

いかにもロバート・レッドフォード監督作品らしいナチュラルさが良く出ている。アメリカの雄大な自然を風景にした映像も、人生映画にありがちなしつこさがなくて非常にあっさりしている。ゴルフ好き云々ではなく、ストーリーには何か心に響くものがある。マット・デイモンはこの作品のような、心に葛藤を抱えた青年の役がよく似合うし、シャーリズ・セロンも芯の強い南部女性らしさが出ていて感じが良い。ウィル・スミスの演技には説得力があり、演技派として十分やっていけることを証明している。ゴルフ場でのジェットコースターのようなカメラワークには胸のすく思いがする。とても映画的なレイチェル・ポートマンの音楽も手伝って、「心が洗われる」映画だ。

★★★★☆ ヒロサン

ゴルフのマナー、ルールがさりげなく散りばめられてており、ゴルフ好きには納得の映画。とくにヘーゲンがプレー中にたばこを吸うシーンの対比は圧巻。最初は吸いかけの煙草をそっと地面に置く。自分の持ち物を使って方向を決めてはならないというルールに触れかねない行為だ。しかし、二度目、中州からのショットの際、思い直したように吸いかけを後ろの水中に投げ捨てる。下手な小細工を捨て、真剣にゲームに向き合う姿が印象的だ。こうした細かいところに監督のこだわりが感じられ、この作品に深みを与えている。

作品の詳細

作品名:バガー・ヴァンスの伝説
原作名:The Legend of Bagger Vance
監督:ロバート・レッドフォード
脚本:ジェレミー・レヴェン
公開:アメリカ 2000年11月3日、日本 2001年3月3日
上映時間:125分
制作国:アメリカ
製作費:8000万ドル
興行収入:8500万ドル
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