ラブ・コメディ

或る夜の出来事

1934年度アカデミー賞で主要5部門(作品・監督・主演男優・主演女優・脚色賞)を独占した、古典的恋愛コメディーの傑作

ストーリー:恋人に会うため逃げ出した、大金持ちの1人娘エリー。乗りこんだニューヨーク行きのバスで、失業中の新聞記者ピーターと出会う。ピーターはエリーに手を焼きながらも、特ダネをモノにしようと共に旅を続けたが・・・。

出演:クラーク・ゲイブル、クローデット・コルベール、ウォルター・コノリー、ロスコー・カーンズ、シェプリー、アラン・ヘイル、ウォード・ボンド

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ ラブコメディの最高傑作。笑えて、泣けて、満足度は非常に高い。

フランク=キャプラ監督の代表作は、数多い。人それぞれ解釈はあろうが、私は本作を第一に推したい。序盤は凡庸で、それほど期待はできなかった。だが、バス移動の場面から、加速度的に面白さは増してくる。特に、宿泊施設での”夫婦”を演ずる芝居は、腹を抱えて笑った。主人公、ヒロインの真に迫った演技、取調官のうろたえようが、あまりにおかしかったからだ。また、ヒッチハイクの”お手本”を、主人公が示そうとして、かえって教わる立場になるのも必見だ。そして、終盤には、当初は”悪役”の役回りを演じた富豪が、物語の締めくくりに、素晴らしい仕事をする。「お前は愚かな娘だ」「本当にこれでいいのか。後悔はないのか!」真の幸福を願い、繰り返された問いかけに、ヒロインたる娘は、自分の気持ちに正直になる。もちろん、ありがちな展開ともいえるが、喜劇とのバランスが上手くとれており、涙を誘われる。折に触れて、何度でも観返したくなる名作映画だ。つまらないと思う人は少ないと思うので、ぜひ鑑賞をお薦めしたい。

★★★★☆ やはり落ち着く。

お金持ちと記者が徐々に近付いて、互いを認めて行く。どこかでも観たストーリーだけど、最後まで、どうなるのやらと気を持たせる。画質にストーリーに映画らしい映画。たまにこう言うの観るとホッとする。

作品の詳細

作品名:或る夜の出来事
原作名:It Happened One Night
監督:フランク・キャプラ
脚本:ロバート・リスキン
公開:1934年2月22日
上映時間:105分
制作国:アメリカ
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