ウィリアム・アイリッシュの同名の探偵小説から、バーナード・C・ショーエンフェルドが脚色、ロバート・シオドマクが監督に当たった1944年作品
ストーリー:妻と言い争ってアパートを飛び出したスコット・ヘンダーソン(アラン・カーティス)はバーで異様な帽子を冠った若い女(フェイ・ヘレム)と会い、名も名乗り合わずにショーを見物しに行き、ひとりアパートに戻ると妻が絞殺されていた。警部バージェス(トーマス・ゴメス)は反証のないまま彼を検挙し、すべての証人はその夜ヘンダーソンが1人でいたと証言したので、彼は死刑の宣告を受けた。彼の秘書キャロル・リッチマン(エラ・レインズ)は帽子の女さえ探し出せばヘンダーソンの無罪が証明されると、各所を飛びまわって証拠を集めた・・・。
出演:エラ・レインズ、フランチョット・トーン、アラン・カーティス、トーマス・ゴメス、フェイ・ヘルム、オーロラ・ミランダ、エリシャ・クック・Jr、レジス・トゥーミイ、ジョセフ・クレハン、アンドリュー・トンベス
★★★★★ 楽しめるサスペンス映画
偽証から混迷の世界に引き込まれて行き、間もなくその偽証の理由が分かりました。冒頭の殺人事件の動機など不明ですが、狂気の果てと理解しました。目撃者を探すのは、犯人側にとっても被害者側にとっても容易なことではないと推察します。一般に、目撃者の証言は、故意でも過失でもあやふやなことが多いと思います。そのあやふやな発言が元で、人の一生が左右されてしまうのは怖いことだと改めて感じました。
★★★☆☆ 原作が持つ緊迫感、哀愁のかけらも感じられませんが
魅力的なヒロインが愛する人のために献身する様とその結末だけが見所です。原作が神だけに物足りなさが残りました。
作品の詳細
| 作品名:幻の女 |
| 原作名:Phantom Lady |
| 監督:ロバート・シオドマク |
| 脚本:バーナード・C・ショーンフェルド |
| 公開:アメリカ 1944年1月28日、日本 1951年4月17日 |
| 上映時間:87分 |
| 制作国:アメリカ |
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