報道の自由と社会正義のために犯罪組織と闘う新聞社の編集長の活躍を描く
ストーリー:進歩的で先鋭な新聞ザ・デイの編集長エド・ハッチソン(ハンフリー・ボガート)は、意気消沈していた。ザ・デイのオーナーであるジョン・ガリソン夫人(エセル・バリモア)からこの新聞が、スタンダード社に売却されることになったと、知らされたのだ。自分が確信を持ってしてきた仕事ができなくなる・・・。亡き夫の意志を継いでオーナーを務めるガリソン夫人も、この話には乗り気でなかったが、2人の娘が積極的なのだ。エドの必死の抗議も受け入れられず、2日後にザ・デイは、正式に売却されることになつてしまった・・・。
出演:ハンフリー・ボガート、エセル・バリモア、キム・ハンター、エド・ベグリー、ポール・スチュワート、ジム・バッカス、ウォーレン・スティーヴンス、ジョー・デ・サントス、マーティン・ガベル、ジョイス・マッケンジー
★★★★★ ボガートと存在感が素晴らしいE・バリモアが堪能できる作品
全体として展開に大きな起伏はないが、新聞というメディアに対するアメリカの良心がよく伝わる作品。H・ボガートの抑えた演技、登場場面は多くないが圧倒的な存在感を醸すE・バリモアが圧倒的な演技で
本作に説得力を与えていた。
★★★★★ ペンは剣よりも強し
真実を貫き通した新聞社の感動ストーリー。「新聞社は警察ではない」と映画中でも話が出ていたが、かなり、事件の捜査、裏付け調査をしていました。しかし、新聞が世論を形成することは大いに有ることと聞いていますので、新聞社の役割は大きいと思います。一方、最近は新聞の購読者が減少傾向にあるらしいとのこと、テレビの報道に比重が高まっているものと推察します。ただ、テレビ報道には、新聞ほどの主義主張がないものと感じています。ハンフリー・ボガートのはまり役のような縦横無尽の大活躍には、観ていて痛快無比な思いをした次第です。
作品の詳細
作品名:デッドラインU.S.A. |
原作名:Deadline – U.S.A. |
監督:リチャード・ブルックス |
脚本:リチャード・ブルックス |
公開:1952年3月14日 |
上映時間:87分 |
制作国:アメリカ |
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