宇宙の彼方で、彼女が接触したものは?
宇宙の彼方に、きっと誰かいる。そう信じて、彼女は育った。やがて、天文学者となった彼女のもとに届いた、宇宙からの声(メッセージ)。その声に応えて、彼女は旅立った。未知の宇宙で”人類を待っているはず”の知的存在と接触(コンタクト)するために・・・。
『バック・トゥー・ザ・フューチャー』シリーズ、『フォレスト・ガンプ/一期一会』のアカデミー賞監督ロバート・ゼメキスが、
『告発の行方』、『羊たちの沈黙』で2度のアカデミー賞に輝くジョディ・フォスターを主役にすえて挑む超大作。それが、世界中が固唾を飲んで、完成を待つ映画『コンタクト』だ。原作は天文学者でピューリッツアー賞受賞作家でもあるカール・セーガンのベストセラー小説。『評決のとき』で一躍若手俳優のトップに躍り出たマシュー・マコノヒーがジョディ・フォスターの相手役をつとめる。
ストーリー:地球外知的生命体の存在を信じる天文学者エリー。ある日、彼女は恒星ヴェガから送られてくる電波信号を発見する。解読が進むうち、それは宇宙船の設計方法であることがわかった。地球人の中でただ一人、その宇宙船に乗り込む人物として選ばれたエリー。宇宙の彼方で、彼女が出会ったものとは・・・?
出演:ジョディ・フォスター、マシュー・マコノヒー、ジョン・ハート、ジェームズ・ウッズ、トム・スケリット、デヴィッド・モース、ウィリアム・フィクナー、ロブ・ロウ、アンジェラ・バセット、ジェナ・マローン
★★★★★ 私の中の5本
ひたすら観てほしい映画。今考えると若い時の私の人生観に影響を与えた1本になりました。ありとあらゆることが神様へと繋がる「真理」につながっているのではないかと、自分の周りにあるもの、事象がなにひとつ馬鹿にできないという事に気が付いたような気がしました。
★★★★★ 「知」への飽くなき探求心に心を動かされ、勇気をもらえる傑作
宇宙からのメッセージをもとに、地球外生命とのコンタクトを描くこの映画、アクションのSFではなく、宇宙に対しての憧憬と科学、知の探求、そしてチャレンジをテーマに、手に汗握るストーリーが展開する傑作映画だと思います。原作は、あの天文学者のカール・セーガン。「宇宙人とのコンタクト」という、まさにSF的課題に、人々からバカにされつつも「科学の視点」から飽くなき挑戦を続ける天文学者を演じたJ・フォスター。初めて地球外生命からの信号を受け取るシーン(J・フォスターの表情)が、私の一番好きなシーンで、このシーンだけなら、もう数百回は見てます(笑)プレゼンの前に必ず見る映画、「オレも、やったるでー!!」と挑戦心とテンションが上がりまくります。日々、挑戦する人に見ていただきたい。
★★★★☆ 神様は異星人?
科学と宗教は相容れないものだと思っていましたが、本作を見て考えが少し変わりました。主人公のアロウェイも実証主義者としてデータのないものは信じない、つまり、神は存在しないと言っていましたが、最終的には証明も説明もできない異星人とのコンタクトを信じ畏敬の念と希望を感じたとさえ発言します。周りの人は彼女はあたかも神に遭遇したかのように感じる言葉です。もしかすると神は我々人間よりも高度な文明を持った異星人だったのかも知れませんね。
作品の詳細
作品名:コンタクト |
原作名:Contact |
監督:ロバート・ゼメキス |
脚本:マイケル・ゴールデンバーグ |
原作:カール・セーガン |
公開:アメリカ 1997年7月11日、日本 1997年9月13日 |
上映時間:153分 |
製作国:アメリカ |
製作費:9000万ドル |
興行収入:1億7100万ドル |
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