ハワード・ホークス監督とケイリー・グラントのコンビによるハリウッド黄金期のコメディ
ストーリー：結婚式を挙げたものの、二人でアメリカに渡るには面倒な手続きばかりで・・・。
出演：ケイリー・グラント、アン・シェリダン、マリオン・マーシャル、ランディ・スチュアート
★★★★☆ ホークス監督の傑作ではあるが出来は如何に
ホークス監督の見せ場が随所にちりばめられている。40年代のアン・シャリダンは出演作にも恵まれ、また大物男優とも多数共演し名をはせてはいたが、いまひとつ人気が付いてこない女優でした。それでも、グラントを相手に気が強いアメリカ女性下士官役を上手く演じていました。この作品のこだわりとしては、女性兵役を多く使い、シーンとしては寝床にひとつの焦点を当てていて、特に、グラントが毎回不幸に見舞われている。このあたりはホークス監督ならではの面白さでもある。撮影ロケ地はドイツで行なわれ、一部はロンドンの撮影所でした。それにしても、グラントのフランス兵役はどう観てもフランス人になりきれて
いない。そんなところがまた面白さを誘うのでしょうかね。
作品の詳細
| 作品名：僕は戦争花嫁 |
| 原作名：I Was a Male War Bride |
| 監督：ハワード・ホークス |
| 脚本：チャールズ・レデラー、レナード・スピゲルガス、ヘイガー・ワイルド |
| 公開：1949年8月26日 |
| 上映時間：105分 |
| 制作国：アメリカ |
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