ラオール・ウォルシュ監督、ジョージ・ラフト主演によるロードムービー
ストーリー:トラック運転手のジョー(ジョージ・ラフト)はある日、日常生活に嫌気の差した女を乗せたことから、彼女と親しくなる。一方、ジョーに愛を迫る雇い主の妻は、事故死に見せ掛けて夫を殺害してしまう・・・。
出演:ジョージ・ラフト、アン・シェリダン、アイダ・ルピノ、ハンフリー・ボガート、ゲイル・ペイジ、アラン・ヘイル、ロスコー・カーンズ
★★★★★ サスペンス映画の秀作
ストーリーの展開が軽快で、スタートからラストまで一気に観続けました。トラック野郎から始まり、想定外の出来事の連続で、先の状況が気になり、面白い展開が続き、あっという間にラストを迎えました。サクセスストーリーにもなっており、何と言ってもハッピーエンドがアメリカ映画らしくてよかったです。殺人事件の経過も、ハラハラしながら観ていましたが、どんでん返しで一気に解決します。配役ですが、個人的には、ハンフリー・ボガートが主役でしたら、よかったのにと思ってしまいました。
★★★★☆ まあまあ面白かったです
将来の成功を夢見て、過酷な労働にはげむトラック運転手の兄弟が主人公。ほとんど不眠で働いても稼ぎが少なく、借金まみれで貧困にあえぐトラック運転手の苦闘や悲哀が現実感をもって描かれているのが前半。後半は、一定の成功を収めた主人公が友人の妻の愛憎に苦しめられる展開で、ファムファタール物に一変する。なにかテーマが別々の2本の作品を観たような印象で統一感がないのは残念。それでも両方ともそれなりに楽しめたのは、監督の演出力のなせる業だと思った。
作品の詳細
作品名:夜までドライブ |
原作名:They Drive by Night |
監督:ラオール・ウォルシュ |
脚本:ジェリー・ウォルド、リチャード・マコーレイ |
公開:1940年8月3日 |
上映時間:93分 |
制作国:アメリカ |
製作費:53万ドル |
興行収入:150万ドル |
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